全体像:どんな状況設定? 舞台は半導体メーカーU社。国内拠点のU社と国内40社の協力会社が、生産計画・設計書類などの“受発注以外”のファイルをやり取りするために、社内開発のWebベース交換システム「Dシステム」を使っています。アクセスは協力会社側とU社の「ファイル受渡し用PC」からHTTPSで行い、社内からはFWでその専用PCだけに制限。アカウントは“協力会社の拠点ごとに1つ”、認証はID/パスワードです。 事件発生:改ざん+海外アクセスの発覚 ある日、Dシステムのトップページが改ざんされます。原因はHTTPサーバの既知脆弱性の悪用で、パッチ適用等で復旧。この調査で、協力会社P社のアカウントが…