化粧品、医薬品、食品等の保存料(防腐剤)として幅広く使用されている。パラベンにもエチルパラベン、メチルパラベン等様々な種類がある。
安全性が高いとされている一方で、接触性皮膚炎、アレルギー皮膚炎の原因物質になる可能性が高いとされ、化学構造がノニルフェノールに似ている為、問題物質として取り上げられる事がある。
最近では、京都府立医科大の吉川敏一教授の研究で、メチルパラベンが肌の老化に影響しているという説が学会で発表され、論議を呼んでいる。
「パラペン」という誤記が多い。「ペ」(Pe)ではなく「ベ」(Be)なので注意。