以前のブログで、パリ在住の際にみたアラン・ドロンのテレビインタビューについて書いた。 「自分が日本で人気があるのは、皮膚の色の問題だ」 これは彼の発言 "C'est une question de peau." の直訳で、意訳すれば「日本人は白人が好きだから」とてもなりそうだ。 このインタビューの直後、私は放映したA2(当時はアンテヌ2)に抗議文を送った。 「日本人がドロンが好きなのは、ドロン個人が美男だからであって、白人であるからではない。日本人が、白人全体が日本人より優位にあると考えていると断言するドロンの発言は看過できない。」 実際、極少数のきれいな白人もいれば、そうでない多数の白人がい…