パレスチナの地をめぐって、イスラム教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒が長年にわたり抱えている問題・確執のこと。パレスチナにはそれぞれの宗教の聖地が複数ある。エルサレムもそのひとつである。 確執の歴史は古くは紀元前に遡る。その間、かつての大国オスマントルコや、アメリカ、イギリスなどがこの問題に干渉し、それぞれの利害関係・思惑を持った外交手段をとり、より問題を根深いものにした経緯がある。
*1:イスラエルが建国された時、もともとパレスチナの地に住んでいたアラブのイスラム教徒とキリスト教徒のこと。
最近のパレスチナ問題がこんな年寄りでも気になっています。ユダヤ人の文学は前から少しは読んでいたのですがパレスチナ系の人に関するものを全く読んでいないことに思い至り、エドワード・サイードの2009年に出た追悼集『エドワード・サイード 対話は続く』(みすず書房)の分かりやすい部分、ノーム・チョムスキーとダニエル・バレンボエムのところを読んでみました。それによってサイードの深遠な思想や音楽性を垣間見る思いがしました。 www.msz.co.jp 彼はパレスチナ問題が持つ歴史的に複雑に絡み合う構造的な問題に対して発言していましたが、アメリカ人としてもパレスナ人としても本来的な理解が得られなかったようで…
ウクライナ侵攻から2年が過ぎた 2年も経つと忘れることも多いハマス対イスラエルの戦闘が始まりそっちへ感心が移った その戦闘も続いていていつ終わるのか分からない状況だ国内では元日に能登大地震が起き人々の関心は当然身近な方に移る そうなると遠い国の出来事については関心が薄れてしまうそんななかで独裁者が大統領継続を決めた ウクライナ侵略は更に進むだろう 片や「もしトラ」のもしが取れそうだ今年予想された10大リスクが徐々に現実になりそうだ
body { font-family: Arial, sans-serif; line-height: 1.6; background-color: #f4f4f4; padding: 20px; } .container { max-width: 800px; margin: auto; background: #fff; padding: 20px; border-radius: 5px; box-shadow: 0 0 10px rgba(0, 0, 0, 0.1); } h2 { color: #333; border-bottom: 1px solid #ccc; padding-b…
宮本茂の幼少期のボーイスカウトでの経験がゼルダの伝説を、田尻智の少年時代の昆虫採集がポケモンを、鍵っ子だった小島秀夫のハリウッド映画や冒険小説への憧れがメタルギアを生み出したように、ビデオゲームの遊びはクリエイターの原体験と密接に結びついていることがある。 2020年に発売された『The Last of Us Part II』もシリーズのクリエイティブディレクターであるニール・ドラックマンの経験から生まれた作品だ。 『The Last of Us Part II』 ニール・ドラックマンは1978年にイスラエルで生まれた。1989年に家族でアメリカに移り住むまでの間パレスチナのヨルダン川西岸地区…
記事の要約 現在の状況 パレスチナ問題の背景 問題解決が難しいわけ 日本の役割 記事の要約 ガザ戦争が始まってから4か月ほど経とうとしているが、一向に停戦の道筋が見えない。そもそもなぜパレスチナ問題がこじれているのか、また、日本が果たせる役割はあるのか?解説する。 現在の状況 2023年10月7日に、イスラム武装組織ハマスによる奇襲攻撃から始まった、イスラエル・ガザ戦争は本日2024年1月27日時点で4か月に及ぼうとしているが、一向に収まる気配がない。BBCによると、この戦争によって、累計25000人以上のパレスチナ人が亡くなった。 ハマスの奇襲攻撃から始まったこの戦争は、当初においてはイスラ…
https://www.youtube.com/watch?v=E3wQRxxT-0M 本スクリプトの動画はこちらからどうぞ June, 2010 International singer-songwriter David Broza speaks with Mark S. Golub about living side by side with the Palestinians, and his hope for future peace. 世界規模の活躍を見せるデヴィッド・ブロザへのインタビュー(聞き手:マーク・S・ゴーラブ)パレスチナとの共存と未来へ望むことを語ります。 David Br…
2023年、もう終わり。歳をとっての1年はあっと言う間。さて、今年1年で購入した物を振り返りながら1年間を思い出してみると、、 2023年収支(マイナス!) 買ったもの(「買ってよかった2023」 ) コンサート 阪神優勝した! まとめ(総括、平和) 2023年収支(マイナス!) 毎年、年末に全資産(預金、投資)の棚卸をしてEXCELの表に記入してる。←これ絶対やった方が良いで!昨年の額との差を見れば、今年の収支が嫌でもわかってしまう。 で、今年の収支は過去最悪のマイナスだった!(貯金がえらい減った💦)(訂正:過去最悪は20年位前に一戸建てを買って頭金を払った時) 年金受給前で仕事もリタイヤし…
上の写真は、世界各地で難民の支援活動などを続けている日本国際ボランティアセンターからお借りしたものです。 私はこの活動には直接は関わっていませんが、ガザ地区への緊急支援を実施することになったというメッセージに心を動かされています。 今日はクリスマスです。ナザレに生まれたイエスは今、どこでどのような思いでイスラエルの状況を眺めているのでしょうか? 私は大学院で比較宗教哲学史を専攻したのですが、修士論文のテーマは「終末論」でした。当然、ユダヤ教もイスラム教も見るのですが、シオニズムを終末論から見るというのを指導教官の一人から教えられました。 そこで文献を読み始めたのが、ナフマン・シルキンという社会…
NHKBS? で先日放送されたBS世界のドキュメンタリー「青い募金箱 イスラエル建国の真実」をNHKオンデマンドで見ました。2021年に、イスラエルで制作されたものです。 以前紹介したこの番組です。 gonstock.hatenablog.com 公式はこちら↓。 www.nhk.jp イスラエル建国の意外な事実が描かれている、と見かけたので見ました。 あらすじ イスラエル建国の意外な側面 時と共に複雑化した、ユダヤ人入植地の問題 あらすじ この番組を作った女性ジャーナリスト、ミハル・ワイツが、曽祖父ヨセフ・ワイツの植林事業の思い出をつづるところから始まります。 曽祖父の植林事業で出来た、見渡…
もっとも解決困難な国際問題だと言われる「パレスチナ問題」が、最近注目を集めている。まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)作者:山井教雄講談社Amazonニュースは連日、イスラエル軍のガザ地区侵攻を報じ、同時にパレスチナ避難民の過酷な状況をこれでもかと流し続けている。なぜイスラエルはここまでできるのか、なぜアラブとイスラエルは争うのかと疑問を持つ人も多いだろう。私も高校の世界史で断片的にはいろいろ覚えさせられた。古代のイスラエル王国にはじまり、ディアスポラ、ポグロム、ホロコーストなどユダヤ人の苦難の歴史、そして英国の「三枚舌外交」に翻弄される中東地域、そしてついに「約束の地」にイスラエル建国…
今日はちょっと中東情勢が緊迫化してきているので、「世界の民族超入門」を再読しました。 この本は、中東だけでなく世界の問題を民族を切り口に教えてくれます。ニュースの本質がわかるのでとてもいい本です。 世界96カ国で学んだ元外交官が教える ビジネスエリートの必須教養 「世界の民族」超入門 作者:山中俊之 ダイヤモンド社 Amazon 【FP2級フリーランスブログです。お金、コスメ、ドラマや恋愛リアリティと旅行記書いてますのでよろしくお願いいたします!】
失って絶望するほどの資産も持っていないけど、あれこれ逃がす手を考えてはみた。 純金積み立てはやってる。けど、最終的には円に換金しないと使えない。現物で持っていればいいと言うが保管リスクを考えたら恐ろしくてできない。米ドル宅配も検討した。いや、米ドルが先か円が先かのこのご時世にそれもないよね。中国人民元預金もありかなと思った。でもそれセーフティネットないから(-_-;) 銀行が潰れたらおしまいじゃん。あぁ、ビットコインに手を出しておけば良かったのだろうか…… 結局、インゴットを警備員つきの倉庫に保管しておけるくらいの資産家じゃないと守りきれないのだろうな。あとは、西側以外の海外に大量に預金してい…
フランス大統領 エマニュエル・マクロン へ 2024-04-23:拝啓、イスラエルのガラント国防相は4月7日、ガザ地区南部のハンユニスに展開する部隊を撤収させた言う。私はパレスチナ難民をオーストラリアに「暫定移民」として移住させない限り、この問題は解決しないと思います。 ほとんどのパレスチナ難民の住居は、難民キャンプです。周辺国に避難した難民の過半数が、未だ無国籍であると言われています。彼らはウクライナ難民とは、「桁違い」の「差別」です。 ガザ地区は、イスラエルによる「繰り返される攻撃と破壊」です。正義は「パレスチナ難民にある」しかし、この問題を解決するには「小手先の解決策」では解決しません。…
バイデン大統領 へ! 2024-04-23: #パレスチナ難民 #オーストラリア特別地帯 #移住 イスラエルのガラント国防相は4月7日、ガザ地区南部のハンユニスに展開する部隊を撤収させた言う。私はパレスチナ難民をオーストラリアに「暫定移民」として移住させない限り、この問題は解決しないと思います。 ほとんどのパレスチナ難民の住居は、難民キャンプです。周辺国に避難した難民の過半数が、未だ無国籍であると言われています。彼らはウクライナ難民とは、「桁違い」の「差別」です。 ガザ地区は、イスラエルによる「繰り返される攻撃と破壊」です。正義は「パレスチナ難民にある」しかし、この問題を解決するには「小手先の…
イランとイスラエルの緊張がかつてない規模で高まっています。パレスチナーイスラエルの戦闘の理解は以前ご紹介したPIVOTの動画を見て頂けたらとは思います。 www.honknowblog.com 日本人に馴染の薄い中東エリアの歴史観・宗教観・地政学だったりしますが、今回の戦闘を受けて日経平均株価も1300円ほど大きく値を下げており、市況も大きく警戒しているニュースだったりします。 今日(2024-04-22)現在も37000円前後で推移し、中期的には下降トレンド真っ只中という印象も。ただ個人的には日経平均として大きな時間軸で見ると上昇傾向にはあると思うのである程度落ち着いたら価格は戻すと思ってい…
イラク人民動員部隊の軍事基地を狙った空爆公開日04/20/2024 (最終更新: 04/20/2024 at: 01:19) バグダッド=マアン】イラク治安筋は本日土曜日、バビロン北部のムサイイブ市での大爆発の詳細を明らかにした。 同筋は『バグダッド・アル・ユーム』に対し、"未知の航空機が、バビル県カルス基地の人民動員軍『約束の日』旅団司令部を2発のミサイルで攻撃した "と語った。 また、"民間防衛チームとバビロン保健救急チームは、カルス基地に向けて警戒態勢をとっていた "と付け加えた。 ポリティコ米国はイスラエルに対イラン攻撃を行わないよう懇願した掲載日04/20/2024 (最終更新: 0…
最近、孫正義の実像に関する記事に触れる機会が多くなった。私が起業したいと夢を見て、アントレプレナーやベンチャー、スタートアップといったことに興味を持ち、gogleで検索する機会が多くなって、レコメンド機能が働いているというのがあるからだろう。ニュースアプリに表示されるニュースが、自分に興味ある比率が増えてくる構図は、まるで、ネットの世界が、意識の延長、大脳の延長作用が生じている気分だ。 中卒で働いていた近藤氏は、孫正義から突然電話がきて、会いたいという連絡がきたそうだ。当時から世界の孫正義という絶大な名声を誇っていたから、驚いたそうだ。彼の言うところによると、「最初はみんな孫正義のあのスケール…
M. K. BHADRAKUMAR Indian Punchline 15 April 2024半年前にイスラエルによるガザ戦争が勃発すると、地政学という低くて柔らかい湿地帯の泥沼の中で、米国はユーラシア大陸での後退を余儀なくされ、バイデン政権のアジア太平洋戦略を著しく弱体化させるような泥沼にはまり込んでいるというシナリオが急浮上した。モスクワと北京がどこまでこのシナリオに同意しているかは議論の余地がある。それはともかく、NATOの東方拡大、中東における西側の覇権の終焉、そしてアメリカの対中封じ込め戦略は、相互に関連しているということだ。バイデン政権の課題は、新しい常態に適応することである。も…
フランス・ボルドーの赤ワイン「レ・ヴァンダンジュ(LES VENDANGES)2019」 ボルドー右岸のワイン商ジャン・ピエール・ムエックス社が自らが所有するシャトーの畑で育てたメルロを主体にカベルネ・フランをブレンド。 メルロのチャーミングさを余すところなく表現しているとかで、日本の女性が審査する国際的なワインコンペティション「サクラアワード2024」でゴールド受賞。 ワインの友で観たのは、民放のCSで放送していたドイツ映画「クレッシェンド 音楽の架け橋」。 原題「CRESCENDO #makemusicnotwar」 2019年の作品。監督・脚本ドロール・ザハヴィ、出演ペーター・シモニシェ…
ガザ攻撃以来、占領軍は約100人のジャーナリストを逮捕し、うち40人はいまだ拘束されている。 掲載日 04/16/2024 (最終更新: 04/16/2024 at: 23:23) Ramallah - Ma'an - パレスチナ・ジャーナリスト・シンジケートは、昨年10月7日のイスラエルによるガザ地区への攻撃開始以来、イスラエル占領軍が約100人のパレスチナ人ジャーナリストを逮捕したことを確認した。シンジケートの自由委員会の声明によると、逮捕された100人の囚人のうち、約10人の女性ジャーナリストがおり、そのうち4人はまだ占領軍の刑務所にいる。同声明によれば、逮捕の標的の激しさは昨年10月と…
大阪唯物論研究会会員 倉島伝治 パレスチナ解放闘争史 1916-2024重信房子 作品社 482頁2024年3月25日 発行 ¥3,960円 重信房子氏は、元「日本赤軍」の幹部であり、その後「連合赤軍」を結成した森恒夫氏らと袂を分かち、1971年にパレスチナに渡ってパレスチナ解放民族戦線(PFLP)に加わった。「テルアビブ空港乱射事件」などに関わり、20数年に渡ってパレスチナの地を中心に反イスラエル闘争に携わった。その彼女は1991年頃に密かに帰国して日本での活動を開始したが、2001年大阪で逮捕され、いわゆる「ハーグ事件」への関与をめぐり、逮捕監禁罪・殺人未遂罪などでの共謀共同正犯で起訴され…
イラン報復攻撃 自制し衝突拡大回避を(2024年4月16日『北海道新聞』-「社説」) 中東の地域大国イランが、イスラエルを弾道ミサイルや自爆型無人機で大規模に攻撃した。 イランが長年敵対関係にあるイスラエルを直接攻撃したのは初めてだ。今月1日に在シリアのイラン大使館が攻撃を受けたことへの報復だとしている。 イスラエル軍は99%を迎撃し、1人が負傷したという。政府は反撃に踏み切る構えを見せている。 イスラエルとイランが本格的に衝突すれば中東全域に紛争が拡大しかねない。イスラエルの後ろ盾の米国も乗り出せば世界的な戦乱になる恐れがある。双方は報復をエスカレートさせてはならない。 緊張が激化している背…
しゃろむ! アイです🫐 今回は昨晩、イスラエルでの2024年4月13日に行われたイランのイスラエルに対する報復攻撃を取り上げます。 イスラエルとイランの関係:歴史と現在 中東の緊張:イランによるイスラエル直接攻撃 アメリカのイスラエル支援の裏に隠された意図とは? ことの初めは、今回の戦争の中イスラエルが在シリアイラン大使館への攻撃をしたことに始まります。イラン最高指導者 ハメネイ師はこのように発言しています:「悪意のあるイスラエルの体制はさらに過ちを犯した。それは在シリアイラン大使館への攻撃だ。大使館が攻撃されるということは我々の国が攻撃されたことになる」 これに対しイスラエル側の見方は:その…
選民 ウィキペディア フリーな encyclopedia 食文化 キリスト教 旧約聖書 選民(せんみん)とは、特定の宗教集団(民族、信者)が、自分たちは神と契約した、神に選ばれたという意識と世界に対する導きの使命感を基礎とし、特別な存在と信じていること。またはそうして、自分たちが選ばれた民と標榜している思想 。もっとも代表的なものがユダヤ教におけるユダヤ人である。彼らはこの思想を信じていたために、国を失って2000年間も四散しても民族の結束を保てた 。 思想の類型 「選民」であるという感覚は宗教に関連して、また宗教以外の事柄にも関連して起る場合がある。例えば、主にキリスト教徒である「アボリショ…
イスラエルのナザレ出身のパレスチナ人のスレイマン監督は、眼の前で起こる色んな出来事に、朴訥と飄々と、干渉することなく、寡黙に観察する 自作の企画を売り込みに、パリに飛ぶが、制作会社からは、パレスチナでなくてもあることだと却下される ニューヨークに飛ぶと、タクシーの運転手に、イエスの生誕地の人かと、運賃を奢られるも、制作会社では、企画は一笑に付される バーで仕事仲間と飲みながら「どうして、みんな、忘れるために酒を飲むのに、君たちは忘れないために飲むんだ?」と茶化される 帰国するが、結局、どの街に行っても、若者と老人と、金持ちと貧しい人と、チンピラと警官と、男と女と、乗り物で追う人と追われる人がい…