世の中の景気と言われる、私達の生活の豊かさは、モノの流れる量と消費者である、私達の行動の量で図ることができますが、物価はそのモノの価値を、マネーで量る仕組みを言います。 ただ、モノの量(質)と人の幸福度は比例しても、本来マネー量と物量は、必ずしも同じである必要は無かった筈で、物々交換や物労交換でも問題ないはずですが、ある時からマネーが影響力を効かせるようになり、マネー中心社会に変えられて行った、というのが現実の流れでした。 先ごろ終わったG20緊急会議で、中銀デジタル通貨の条件について合意がなされ、現実味が増しつつある中で、中国政府は既に北京オリンピックに向けて実証実験を初めており、デジタル通…