フィリップモリス社の煙草。独自の構造のフィルターを採用しているためちょっと高い。
Parliament
ジョージ・クリントンを中心にボーカルグループ、Parliamentsとしてスタート。その後契約上の問題でParliamentと改名し、ファンカデリックと平行してP-FUNKとして活動。ファンカのサイケロック的サウンドに対し、パーラはホーンズを前面に出した、よりファンク的なサウンド。
番外編その②、今日は「ファンク」を観に行ったお話です。 ファンクといっても、ドリー、テリーではありません。 先日書いた「ダブ」と同じく音楽のジャンルですが、ダブよりは幾分メジャーですかね。 ファンクもジャズやブルース、R&Bと同じく、黒人起源のブラックミュージックのひとつですが、よりリズムに重点が置かれており、ソウルとディスコの懸け橋になったなどともいわれています。 文章で説明するのは難しいのですが、例えば「ゲロッパ」でおなじみのジェームス・ブラウンの名曲「Sex Machine」なんかがファンクだと言えばわかりやすいですかね。 そのほかにも、スライ&ザ・ファミリー・ストーンやクール&ザ・ギャ…
Parliament. パーラメント
パーラメント名義での久々の新作。しばらく前にファンカデリック名義での新作もありましたが、パーラメントとしては何と38年ぶりということで、恐ろしいインターバルで作品をリリースしています。Pファンクは不滅、ということでしょうか。ジョージ・クリントンの死期が迫っているかな。 2枚組で大量の曲が入っていますが、元々は配信のみのリリースだったものを日本でCD化したものなので、この溢れんばかりの物量は特にCDというフォーマットを気にせず出せるものは皆出した、といったところでしょうか。 一聴したところでは、思ったよりも地味だったという印象です。パーラメントに期待することはウネウネしたコーラスワークと高揚する…
全76分。こりゃあきつい。 パーラメント/ファンカデリック名義の94年復活作。当時何故か見逃していましたが、たまたま中古で安く発見したので聴いてみました。そしたらもう最高。特に前半は卒倒ものの傑作続きです。余りに凄くて通して聴けずに、途中でひと休みしてしまいました。何といっても1曲目から8分越えのギター炸裂曲。これはファンカデリックらしいナンバーです。そこから畳み掛けるように続くビートの強い楽曲群に本当に目眩がしました。朝方には耐えられない。この前年あたりにジョージ・クリントンの復活ソロが出ていて、それはそれで非常に充実した作品だったので、ほぼそのままの勢いで大量の楽曲を伴ってリリースされたと…
Pファンクを知ったのは友人からの紹介でファンカデリックの『One Nation Under A Groove』を聴いたのが最初です。その後、アナログの2枚組でこの作品を聴きました。最初の印象は「音が悪いなあ」というものだったんですが、繰り返し聴いていくとその異常な熱気に完全にノックアウト。この盛り上がりは何なのか。黒い。 70年代当時非常に人気があったことがよく分かる好盤ですが、そのゆったりしたグルーヴに身を委ねると恐ろしい感覚が体を満たしていきます。観客の歓声、コーラスが凄い、凄過ぎる。盛り上がり方が異常なんですよ。その場にいたら卒倒しそうなファンクネスが延々と続いていく冒頭からの流れは筆舌…
カサブランカ・イヤーズのセルフ・ランキングです。 1.Pファンク・アース・ツアー 2.マザーシップ・コネクション 3.チョコレート・シティ 4.ザ・クローンズ・オブ・ドクター・ファンケンシュタイン 5.ファンケンテレキーVSプラシーボ・シンドローム 6.トロンビピュレーション 7.アップ・フォー・ザ・ダウン・ストローク 8・グローリーホーラステューピッド 9・モーター・ブーツィー・アフェア ということで、直感で決めました。 ここ最近の紙ジャケ再発ラッシュで体系的にアーティストを聴く機会が増えていますが、ここから時代を切り取るような思索を試してみるのも一興かなと思い始めました。 いずれにしろ、音…
最後に「トロンビピュレーション」です。これは良かった! 広島の中古店で買ったアナログで持っていたので、内容は知ってるつもりだったんですが、やっぱり音質によって印象は違うんですね。 基本的にパーティー・ファンクなんで軽い印象があったんですが、意外と迫ってくるものがありました。後はジャケットでしょう。裏面の強烈な写真は永遠に不滅です。 ということで、全部聴いて満足!ランキングは後程。 ランキング参加中音楽
続いて後期の作品に突入。ここから2作は未聴タイトルです。 まずは「モーター・ブーツィー・アフェア」。これはちょっとどうでしょう。音自体は整理されてきていて聴きやすいのですが、それがアダになってますね。1978年というとファンカデリックの「ワン・ネイション・アンダー・ア・グルーヴ」が出た年なので、ある程度のクオリティを確保しているかと思ったんですが・・・。やっぱりこの時期メンバーチェンジとかもあって、内部がゴタゴタしていたからなのかなあ。ちょっと残念。逆にパッケージはどんどん凝っていって、今回の再現も素晴らしいと思います。畏れ多くて立体ジャケットは組み立てられない・・・。 次に「グローリーホーラ…
遂に全人類降参の「Pファンク・アース・ツアー」まで来ました。それにしても物凄い歓声。大合唱とかしてしまう。こんなカルトな風情の集団が当時大人気だったなんて俄かには信じられません。 音質はアナログ、90年マスターと良化してきて今回決定版でしょう。でも何より偉いのは、今回はきちんと2枚組にしたことで、最終曲の「ファンタジー・イズ・リアリティ」もきっちり収録。更にはポスターとアイロンプリントのおまけの復刻と、至れり尽せり。高いんだからこの位基本かな。でも嬉しい。 この熱狂がきっちりパッケージ化されることは大切なこと。そういえばMZA有明のLIVEに連れて行ってもらった時も、ジョージ・クリントンは会場…
昨日に引き続き、2枚聴きました。まずは名盤「マザーシップ・コネクション」。今までアナログしか持ってなかったので、単純に音がクリア。ここまでは03年リマスターなので、若干音圧が物足りないきもしますが、そこは名盤ってことで。 パーラメントのスタジオ盤はLIVE盤の「アース・ツアー」とどうしても比べてしまうので、地味な印象が拭えないんですが私だけでしょうか?ドラムの音がポコポコしてる感じで。 続いて「ザ・クローンズ・オブ・ドクター・ファンケンシュタイン」。こっから07年リマスターでこれは凄い!やはり90年盤のCDとの比較になるんですが、混沌具合が増して凄味があります。次の「アース・ツアー」が楽しみに…