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パーロデル

(サイエンス)
ぱーろでる

【プロラクチン分泌抑制作用】


ホルモンの一種「プロラクチン」は産後に母乳を出したり、排卵を止める役わりをしています(授乳中に妊娠しないように)。ところが、産後でもないのに多量のプロラクチンが分泌されてしまうことがあります。「高プロラクチン血症」です。排卵が止まり不妊の原因にもなります。

このお薬には、プロラクチンの分泌をおさえる作用があります。高プロラクチンが原因の排卵障害や無月経、乳汁漏出症などに有効です。また、高プロラクチンをともなう下垂体腺腫をおさえる働きもあります。


【ドパミン受容体刺激作用】


パーキンソン病では、脳内のドパミン系の神経の働きが悪くなり、手のふるえ、筋肉のこわばり、体の動作が不自由になるといった症状がでてきます。このお薬は、ドパミン系の神経を刺激することで、そのようなパーキンソン病の症状を改善します。


【成長ホルモン分泌抑制作用】


末端肥大症患者にみられる成長ホルモンの過剰分泌を抑制します(健常人では分泌促進)。

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