Hitchcock
1959年。ケイリー・グラント主演の『北北西に進路を取れ』を大ヒットさせたスリラーの巨匠アルフレッド・ヒッチコックは、次の題材として実在の殺人鬼エド・ゲインをヒントにしたロバート・ブロックのホラー小説『サイコ』の映画化に踏み切る。だが契約していたパラマウントは娯楽ヒット路線を希望していた為、題材に難色を示して製作資金を出さず、ヒッチは自宅豪邸を担保に製作資金を調達、低予算で製作を開始する。折しもヒッチの重要なパートナーでもあった夫人のアルマは、脚本家ウィットフィールドとの仲が良く、ヒッチは嫉妬に苦しむのだが。
名作ホラー映画『サイコ』の製作裏側現場と、巨匠と言われた男の葛藤を描くドラマ。
*1:Rated PG-13 for some violent images, sexual content and thematic material.