欧米社会の集団妄想とカルト症候群――少年十字軍、千年王国、魔女狩り、KKK、人種主義の生成と連鎖 作者:浜本 隆志,柏木 治,高田 博行,浜本 隆三,細川 裕史,溝井 裕一,森 貴史 明石書店 Amazon 現代の問題とも深く関わる集団妄想やカルトは、過去の欧米諸国において、どのようなものが生まれ、猛威を振るったのか。その生成のメカニズムを、異端狩り、魔女狩り、人種差別ほかの豊富な事例を通史的に展望しながら宗教・社会史的な視点から考察する。 序章 欧米の集団妄想とカルト症候群[浜本隆志] 第1章 もう一つの十字軍運動と集団妄想[浜本隆志] 第2章 フランス、ドイツ、スペインの異端狩り[浜本隆志…