2022年10月2日(日)大和路が似合う秋。 大神神社から山の辺の道を通って檜原神社まで歩いてみました。 二の鳥居現在は海から離れた内陸部にある大和の地ですが、その昔、大和盆地は大きな湖で、三輪山の麓を通る山の辺の道が湖岸の道でした。やがて、土地が土地が隆起して平野部が形成されていきましたが、7~8世紀までは舟運で大阪湾と直接つながっていて、今では想像もつかないほど海との距離が近く、瀬戸内海ルート・日本海ルートを通して日本各地や朝鮮半島との往来が盛んでした。邪馬台国の最有力候補である纏向遺跡や、卑弥呼の墓ともいわれる箸墓古墳が近くにあるのも、水運の発達が大きく関与していたのでしょう。 万直し本…