Marcus Plested on St Gregory Palamas and the Hesychast Controversy, 2021.(抄訳) 「結論を申し上げますと、(ポドスカルスキー見解に代表されるような)「理性の敗北」、(ロスキーらの見解に代表されるような)「アンチ・スコラ哲学的神秘神学の勝利」、その他もろもろのアンチ・ラテン観を正当に特徴づけるようなものは、聖グレゴリウスの神学の中には見い出されません。つまり、パラマスの神学があたかもラテン西洋スコラ哲学に対するアンチテーゼであるかのような提言は妥当とは言いかねるということです。」