普段はほぼ2週間に一度、白髪を染めるために美容院へ通っている。 コロナ禍では自分で白髪染めを買ってきて染めたこともあったけれど、手間もかかる上に、なかなかキレイに染めることができない。月に2度もわざわざ白髪を隠すために美容院へ行くのは、正直言ってとても面倒だ。それでも、自分で染めるのとは仕上がりが雲泥の差。なにより座っているだけですべてキレイにしてもらえる楽さは、通う面倒を遥かに上回る。白髪をキレイに染めてもらった後は、「ああ、これで少しの間は安心だ」そう思う。 しかし、その憎らしい白いヤツは、どんなに塗り潰しても、すぐにまた「白」の陣地を奪還するが如く攻撃を仕掛けてくる。まるでスプラトゥーン…