Bowfinger
独立系映画会社のオーナーで映画監督のボウフィンガーは、傑作脚本を入手する。侵略テーマのSFで、これは素晴らしい映画になると直感、大スターのキット・ラムジーに出演交渉しに行くが、マトモに相手にもされない。そこでキット出演場面は、他の俳優たちと絡むのも含めて、キットに内緒で隠し撮りしようというのだ。こうして売れない監督一世一代の大博打が始まる。 スティーヴ・マーティンとエディ・マーフィ(2役)の息も合った大爆笑コメディ。
一条真也です。もうすぐ、米国アカデミー賞の発表ですね!『ハリウッド映画の終焉』宇野維正著(集英社新書)を読みました。著者は、映画・音楽ジャーナリスト。1970年、東京生まれ。「キネマ旬報」「装苑」「リアルサウンド」「MOVIE WALKER PRESS」などで連載中。著書に『1998年の宇多田ヒカル』(新潮新書)、『くるりのこと』(くるりとの共著、新潮社)、『小沢健二の帰還』(岩波書店)などがあります。 本書の帯 本書の帯には、「映画はどこに向かうのか?」「何もかも変わってしまう時代に、それでも希望を見出すためには、ここまで現実を直視することが必要なのだろう。新しい戦いを始めるための知識を詰め…