原題は「THE LETTER WRITER」(手紙作家) 見知らぬ人からの一通の手紙に励まされことで 言葉の大切さに気付き 少しずつ気持ちが前向きになっていく女の子の物語 85分という小品のテレビ映画 監督はモルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)ということですが 宗教臭さはないですし(お葬式のシーンがあるくらい) 善意の押しつけもない 秋冬の風景はダグラス・サーク作品のように美しく 家族で見るのもよし、学校の授業で流すのもよし 人間がいかに言葉によって動かされているかを考えさせられるし 今日からの生き方をちょっと変えられる 子どもからご年配の方まで、全世代におススメできる良作だと思います …