クラシック音楽の室内楽編成のうちの一形態。通常はバイオリン、チェロ、ピアノによるアンサンブルを示す。 高音部の旋律を担当するバイオリン、低音部を担当するチェロ、広い音域で伴奏を担当するピアノという具合にアンサンブル的には最低限の要素しかない。すなわちピアノ四重奏から内声を担当するヴィオラを意図的に欠いた編成とみなすこともできる形態である。
ameblo.jp↑「ピアニスト西本夏生オフィシャルブログ」にて、今回の演奏会のレポート記事が公開されています。臨場感あふれ、出演者ならではのお気持ちが伝わる楽しい文章です。写真もたっぷり♪ ピアノ三重奏のトリオ・ミーナ(Pf.西本夏生さん Vn.鎌田泉さん Vc.石川祐支さん)の第3回公演がkitara小ホールで開催されました。昨年の第2回は無観客配信で、クラウドファンディングを経て今年は観客入りの公演が実現。開催おめでとうございます!とても楽しみにしていました。なお演奏会の収益は「(公財)がんの子どもを守る会」および小児がん研究のために寄付されるそうです。 また前日夕方には活動にゆかりある…
昨年、生誕250周年だったベートーヴェン、 メモリアルイヤーがあろうがなかろうが、世界的に超有名な作曲家で、 演奏されないなどという事態には至らないのが凄いところ。 ところで、ベートーヴェンの交響曲、人気が高い作品は? 第3番「英雄」、第5番「運命」、第6番「田園」、第7番、そして第9番「合唱」(俗に云う第九)といったところ。 でも、私は10年以上も前からお気に入りの作品が。 それが第2番 ニ長調 Op.36 この曲が好きすぎて、昔むかしに強引な形で演奏したことがあります。 それは、作曲者自身の編曲版(本当に作曲者自身の編曲なのか疑問があるとの話もあるのですが)を使ってピアノ三重奏版で演奏した…
昔から、ハイドンのピアノ三重奏曲が好きでした。 聞くのが好きだけでなく、楽譜も購入してピアノパートを弾いたり、 本番でチェロのパートをコントラバスで弾くこともありましたね。 やっぱり、標題付きの作品で「ジプシーロンド付き」のト長調Hob.XV:25が有名ですね。 私もこの曲のチェロパートをコントラバスで弾いたことが何度かありました。 でも、私は他の作品も扱ってみたいのです。 好きな理由は、ハイドンがとにかく私自身がお気に入りという単純な理由だからなのですけども、 チェロパートがほぼピアノパートの左手をなぞるものなので、コントラバスでも取り扱いやすいのです。 目下のところ、演奏計画はないのですけ…
昨日から聴いているベートーヴェンのピアノ三重奏曲 第1番 第4楽章が「あほ,あほ,あほの坂田」にしか聞こえない。キダ・ダローは実はモーツァルトではなくベートーヴェンだったのかもしれない。なお,この三重奏曲はベートーヴェンの作品番号第1番に列せられている。番号が実際に作曲された順番と必ずしも一致しないのはクラシック音楽のお決まりであるが,ベートーヴェンがいまだ聾に悩まされていない若年期を象徴するにふさわしく,一点の曇りもない快活な音楽である。 選挙を指さして「当選が目的になっている」と面白いことを言った人がいる。なるほど難しいことよりも,あまりに当然のことを少しばかり神妙な面持ちでしゃべるほうが…
フィナーレ演奏後堤氏傘寿祝う花束贈呈 【日時】2022.6.19.(日)14:00~ 【会場】サントリーホール・ブルーローズ 【概要】主宰者発表 CMG 2022を煌びやかに彩ってきたアーティストたちが大集合。瑞々しいアンサンブルが表情豊かに花咲きます。国際色豊かで世代を超えた室内楽の饗宴にご期待ください。 各出演者が躍動するプログラムの全容が決定しました。(4月14日公開)サントリーホール室内楽アカデミーの選抜フェローとして、成長著しいドヌムーザ弦楽四重奏団とレグルス・クァルテットを選出。「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番 第3楽章」や、「バルトーク:弦楽四重奏曲第2番 第2・3楽章」で…
何年か前、三鷹やサントリーホールに来日した時に聴きに行きその音色に魅了されたTrio Wanderer。 当時、集中的にCDを買い求めておいてよかった。(凝り性) しばらく聴いていなかったけれど、最近、また車の運転中によく聴いている。 Brahmsもいいけど、Schumannのピアノ三重奏1番痺れる・・・ ブラームス: ピアノ・トリオ (Brahms: Complete Piano Trios) Harmonia Mundi Fr. Amazon シューマン : ピアノ三重奏曲全集 / トリオ・ヴァンダラー (Schumann : Complete Piano Trio / Trio Wand…
今日これから書きたいガーデニングにはまーったく関係がないんですけど、音楽を聴きながら書いたり読んだりしたいので、ここに貼り付けちゃいます。またまたLAYERSから。相変わらずどんな人達なのか知らないんですけど音色に惹かれるんですよね。特にバイオリンとチェロの二重奏やピアノ三重奏なんでね、憧れちゃいます。あぁいつかうちの息子くん達がこんな風に弾けるようになったら💕 どんだけ練習すればこんなになるんだ、勝手に夢を膨らませてと呆れられそうですが🤣。 www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.…
葵トリオ サントリーホールで開催中のチェンバーミュジック・ガーデン(CMG)演奏会は聴きに行く日と聴きに行けない日とが有り、後者はリピート配信で聴くことにしていました。ところがその期間は演奏日から一週間内に限られていて、そこでまだ期限が切れていない6月8日演奏の『葵トリオ』の演奏を聴くことにしました。 【演奏日】2022.6.8.(水)19:00~ 【鑑賞日】2022.6.14(水) 【出演】葵トリオ 秋元孝介(Pf.)小川響子(Vn.)伊藤裕(Vc.) 【演奏曲目】 ①ベートーヴェン『ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.1-2』 ②細川俊夫『トリオ』 ③フランク『協奏的三重奏曲第1番嬰ヘ…
あふれるほどの チェコボヘミアの 民謡と舞踏のリズム♫ ドヴォルサークの音楽に宿る黒人霊歌の影響。 今回は、ドヴォルザーク:おすすめのランキング11選と題して代表的な曲を紹介します。 ドヴォルザーク:おすすめのランキング11選 第1位|交響曲第9番《新世界より》 第2位|スラヴ舞曲集 第3位|ユーモレスク 第4位|チェロ協奏曲 第5位|弦楽セレナード 第6位|交響曲第8番 第7位|弦楽四重奏曲第12番《アメリカ》 第8位|交響曲第7番 第9位|ピアノ五重奏曲 第10位|ピアノ三重奏曲《ドゥムキー》 第11位|管楽セレナード まとめ ドヴォルザーク:おすすめのランキング11選 ドヴォルザーク:お…
クラシック音楽愛好家のために無料楽譜(スコア)へのリンク集を作成しました。ベートーヴェンによるピアノ三重奏曲を集めています。参考のために、楽曲が制作された年を併記しました。各楽曲のスコアはすべてIMSLP(国際楽譜ライブラリープロジェクト)にリンクしています。また楽曲についてのWikipediaの解説ページも併せてリンクを貼ってあります。imslp.org (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 作曲家に関する解説記事(Wikipedia)へのリンクも併せて貼ってあります。また、以下の記事ではクラシック音楽の作曲家100人を案内して…
アーカイヴズ配信は時間を取って聴こうと思っていましたが、色々あって今日まで聴けませんでした。やっと初日の分が聴けました。 【演奏日】2022.6.4.(土)18:00~ 【会場】サントリーホール小ホール 【出演】 〇堤剛(チェロ) 〇吉田誠(クラリネット) <Profile> 5歳からピアノを、15歳からクラリネットを、22歳から小澤征爾、湯浅勇治のもとで指揮を学ぶ。東京藝術大学入学後、渡仏。文化庁海外新進芸術家派遣員として、パリ国立高等音楽院、ジュネーヴ国立高等音楽院で学んだ。2020年11月、ソニーミュージックから小菅優とのデュオによる『ブラームス:クラリネット・ソナタ、シューマン:幻想小…
ウクライナ民謡 ドゥムカ その回想と瞑想♫ www.youtube.com (youtubeをポチって音楽を聴きながら読んでみてくださいね。”iPhoneの場合は全面表示されてしまったら2本指で内側にむけてピンチインしてください。”) 民族的 憂いの旋律 素朴なリズム 色々な魅力を持つドヴォルザークらしい名曲室内楽。 今回は、ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲《ドゥムキー》の解説とおすすめ名盤を紹介です。 【ここをクリックすると名盤の解説へ飛びます】 【解説】ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲《ドゥムキー》 【各楽章を解説】ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲《ドゥムキー》 第1楽章 レント・マエストーソ …
【総評】 引き続き、流行病に翻弄される1年だった。観た公演の翌日の興行が中止になって自動的に自分の行った公演が結果的に千秋楽になってしまったり、来週の同演目の2枚目のチケットが払い戻しに...なんてことも複数あった。「推しは推せるうちに推せ」という先人たちの言葉を胸に、観たいものは総じて観られたと思う。 舞台関連では宮本亜門演出の「魔笛」が、2021年の中で一番良かった。整合させることの説得力、そしてその説得力で展開する舞台は強烈に人の心を動かすことができる。舞台が持つ力を感じた2時間半だった。私の好きな舞台を強烈に肯定してくれたようでうれしくなった。説得力の重要性は、アレックス・オリヒ演出の…
アルゲリッチ クレーメル コンサート サントリーホールマルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)、ギードレ・ディルヴァナウスカイテ(チェロ)ロボダ ソロヴァイオリンのためのレクイエムシルヴェストロフ セレナードヴァインベルク ヴァイオリンソナタ第5番シューマン 子供の情景より 第1曲見知らぬ国と人々についてバッハ イギリス組曲第3番より ガヴォットスカルラッティ ソナタニ短調ショスタコーヴィチ ピアノ三重奏曲第2番 旧ソビエト連邦の構成国、実質ソ連に支配されていた小国に生まれ、モスクワ音楽院で学び、ソ連代表としてチャイコフスキー国際コンクールを制覇しながら、やがてそこか…
【日時】2022.6.6.19:00~ 【会場】サントリーホール 【出演】マルタ・アルゲリッチ(Pf.) ギドン・クレーメル (Vn.) ギードレ・ディルヴァナウスカイテ (Vc.) 【曲目】 ①ロボダ&シルヴェストロフ『無伴奏ヴァイオリン』(クレーメルソロ) ②ヴァインベルク『ヴァイオリン・ソナタ第5番Op.53』(アルゲリッチ クレーメル) ③ピアノ曲(未発表)アルゲリッチ ④ショスタコーヴィッチ『ピアノ三重奏第2番ホ短調Op.67』(アルゲリッチ、クレーメル、) 【演奏の模様】 ①-1 ロボダ『レクイエム』 ①-2 シルヴェストロフ『セレナード』無伴奏ヴ…
本日はマルタ・アルゲリッチさんの81歳の誕生日でございまして。 私は1人でサントリーホールにやってまいりました。 アルゲリッチさんとクレーメルさんの頂上デュオと、チェロのギードレ・ディルヴァナウスカイテさんの参加する三重奏を鑑賞です。 2020年3月にこのデュオのコンサートが予定されていましたが、2019年の(ワタシ的)コンサートラッシュの反動で支出抑制に入っており、アルゲリッチさんのコンサート2本の予約が既に入っていた同月、後から発表されたこのコンサートはチケット購入を見送っていました。そしたら予約済公演もこれも全てコロナ禍で中止になりましてね、巡り巡って今回、改めてスケジュールされたこのデ…
日曜日の午前、公園 「公園で子とラグビーの練習、父はタックルの練習台、大汗をかく」 「まだ肩が当たる、都度注意する、スクリューパスは父も上達する」 「昼からは読書、及びモーツァルトのピアノ協奏曲を聴く予定」 #自由律Mozart: The Piano Concertos https://t.co/i5nixfkAqX 日曜日の昼、焼き肉屋さん 「子が焼き肉を食べたいとアンコール、家族そろって焼き肉屋さんへ」 「焼き肉を、嬉しそうに食べる子の顔を眺めるのが何より嬉しい」 「父と母の皿から肉を奪う子と、甘やかせ過ぎたと苦笑いする親バカ二人」 #自由律 https://t.co/XRflDZhAbT…
本リサイタルは、東京都が、過去の「東京音楽コンクール」優勝者を主として招聘し東京文化会館が主催する形のリサイタルで、国の補助も入っており今回がVol69だそうです。演奏は2012年、第10回「東京音楽コンクール・ヴァイオリンの部」で優勝した小川響子さんです。ピアノ伴奏は、秋元孝介さんです。小川さんは秋元さんと、チェロの伊藤裕さんと共に「葵トリオ」を2016年に結成、2018年に開催された「第67回ミュンヘン国際音楽コンクール」のピアノ三重奏部門で、日本人として初の優勝を決めました。東京文化会館では10年振りのリサイタルだそうです。 【日時】2022.5.25.(水)19:00~ 【会場】東京文…