西洋音楽における室内楽曲の形態の1つ。ピアノと弦楽四重奏の編成によることが多い。しかし、フランツ・シューベルトの『鱒』のようにピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスという編成もある。一般にソナタと同じ構成を持つ複数楽章から構成される。すなわち、急-緩-舞-急の4楽章または急-緩-急の3楽章から成っていて、第1楽章がソナタ形式となっているのが基本的な形である。
セザール・フランク(1822~1890)の出身地は現在のベルギーですが、フランスの作曲家に分類されています。代表曲といえば唯一の交響曲やヴァイオリン・ソナタになります。 彼が音楽家として身を立てるまでには非常に紆余曲折が幼い頃からありました。 音楽的才能があることを見た父は、1835年に彼と弟のジョゼフを連れてパリに赴いてレッスンを受けさせました←このあたりの事情はモーツァルトの父レオポルドが、息子と共にヨーロッパ各地を旅して回ったことに似ているかもしれません。ただ、フランクの場合、家庭への富や名声をもたらしてくれるように、というような現実的なプレッシャーがかかっていたのかも知れません。 だか…
www.msnw-wishall.jp ウィステリアホールのプレミアムクラシック。2021年度の最後となる今回はブラームスの「弦楽四重奏とピアノ五重奏」です。ピアノはもちろん新堀聡子さん。そして弦は我らが札響の3名(Vn.岡部亜希子さん・Vn.桐原宗生さん・Vc.武田芽衣さん)と都響から1名(Vla.村田恵子さん)をお迎えしての布陣。このメンバーによるブラームスの代表的な室内楽が聴けるとあって、会場は90席(収容率50%以下)ほぼ満席でした。 ウィステリアホール プレミアムクラシック 14th「弦楽四重奏とピアノ五重奏」2022年02月27日(日)14:00~ ウィステリアホール 【演奏】岡部…
若林さんはわが国では著名なピアニストで、その名を知らない人はないと言っても良い程です。今回の様なかなりマイナーな演奏ホールで、この様な地道な演奏活動もされているのですね。感心しました。 今日(7/9)のリサイタルは、オールショパンプログラムでした。本公演は、2020年度に予定されていたものが、コロナ禍のため延期されていたもので、2018年から全15回に渡るショパンシリーズ演奏の一環として行われたものです。副題として、「ショパンをめぐる旅」と題されています。そのVol.12回 目で、あと来年2月までの Vol.13、 Vol.14、 Vol.15の三回を残すのみとなりました。プログラムの概要は以…
20191103(了)ケクラン/ピアノ五重奏曲&弦楽四重奏曲第3番 (1)ピアノ五重奏曲 ① Andante tres calme presque adagio 9:42 ② Allegro con moto 12:08 ③ Andante 10:15 ④ Allegro moderato 9:41 (2)弦楽四重奏曲 第3番 Op.72 ⑤Trés calme 3:38 ⑥Scherzo 4:10 ⑦Adagio 3:22 ⑧Final 2:33 Antigone Quartet/Sarah Lavaud(ピアノ) 録音:2008年12月/スイス/Tot.55:29 CD/2011年/室内…