「鉄道員」(1956)のサウンドトラックは心に染み入ります(笑)。映画のテーマは「一生懸命」生きるということ…。 ストーリーテラーである末っ子のサンドロ(エドワルド・ネヴォラ)のかわいらしさも大きな見どころ。この映画でシルヴァ・コシナが女優として有名になった。 戦後のイタリアが舞台。鉄道機関士の頑固者の父。そんな父に反抗する兄と姉、すべてを優しく包み込む母という家族。そんな一家を年の離れた幼い末っ子サンドロの純真な目線で描く、暖かく、そしてほろ苦いドラマ。 父の横暴に兄は不良化、姉は家出。そんな中、機関車の運転中に飛び込み事故が起きてしまう。子供の事、仕事の事、日々の暮らし。自分を悩ませるもの…