Pierre Braunberger
フランスの映画製作者。
1905年7月29日、パリ生まれ。1990年11月17日没。甥に記録映画監督のフランソワ・レシャンバックがいる。
1923年にニューヨークに行き、20世紀フォックスで数週間働く。
ロサンジェルスでアーヴィング・サルバーグに出会い、MGMで彼の助手となる。
パリに戻り、ジャン・ルノワールの『のらくら兵』(1928)を製作。
1929年、製作会社プロデュクシヨン・ピエール・ブロンベルジェを設立。
1931年、ロジェ・リシュベとブロンベルジェ=リシュベを設立。ルノワールの『坊やに下剤を』(1931)、『牝犬』(1931)を製作。
第二次大戦後は、アラン・レネの短篇『ヴァン・ゴッホ』(1948)、『ゲルニカ』(1950)、『ゴーギャン』(1950)、『スチレンの唄』(1958)、ジャック・リヴェットの短篇『王手飛車取り』(1956)、ジャン=リュック・ゴダールの短篇『男の子の名前はみんなパトリックっていうの』(1959)、『シャルロットとジュール』(1960)、モリス・ピアラの『愛は存在する』(1960)など、ヌーヴェル・ヴァーグの先駆となる作品を製作。
ジャン・ルーシュの『おれ黒人』Moi un noir(1958)、ジャック・ドニオル=ヴァルクローズの『唇(くち)によだれ』(1960)、レシャンバックの『アメリカの裏窓』(1960)、フランソワ・トリュフォーの『ピアニストを撃て』(1960)、ゴダールの『女と男のいる舗道』(1962)も製作した。
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