出典:「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識(日刊工業新聞社)」 エンジン内部のピストンが重要な役割を果たしているということは説明しましたが、ピストンもそれだけでは十分に機能しません。ピストンの円周に刻まれた溝にはピストンリングがはめ込まれています。これが必要不可欠です。 通常は3本あり上の2本をコンプレッションリング、最下部の1本をオイルリングと呼びます。その役割を解説します。 コンプレッションリングは、エンジンの各行程で気密性を保つ役割をしています。コンプレッションリングがなければ、十分な吸気、圧縮、燃焼、排気ができません。エンジンでも最重要のパーツのひとつと言っても過言ではありませ…