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ピナ・バウシュ

(アート)
ぴなばうしゅ

Pina Bausch (1940-2009)


:芸術家

ダンサー/コリオグラファー(振付師)
1940年ドイツのゾーリンゲンに生まれ、14歳から、ヴッパタールに近いエッセンのフォルクヴァンク芸術大学でドイツ表現主義舞踊の巨匠クルト・ヨースに師事し、ダンサーとして頭角を現した。
同校を首席で卒業後、18歳のとき国費留学生としてニューヨークに渡り、ジュリアード音楽院 舞踊科に入学。そこで心理パレエの振付家として有名なアントニー・チューダーに出会い、彼の勧めでメトロポリタン・オペラ・パレエ団やニュー・アメリカン・パレエ団に参加し、またジュリアード音楽院で同じマイムのクラスをとつたポール・テイラーらと活動して、2年間アメリカの現代舞踊の隆盛の時期を過ごした。
1962年に帰国後、フォルクヴァンク舞踊団でプリマ・パレリーナとして活躍。のちフォルクヴァンク芸術大学の教授となり、69年フォルクヴァンク舞踊団のために振付けた作品「時の風 の中で」がケルンのコンクールで1位を獲得したのを契機に、ヴッパタール市立劇場から作品の 依頼を受け、クルト・ヨースの後継者となって独自の舞踊を確立することに邁進。
1973年にピナ・バウシュはヴッパタール市立劇場パレエ団の芸術監督・振付家に就任し、 その名称を「タンツテアター・ヴッパタール」と改名。当時は一地方都市の舞踊団にすぎな かったが、彼女の個性的な創作活勤によって世界の舞踊界で注目されるようになった。ピナ・バウシュは現在に至るまでの4半世紀の間に、今世紀初頭に始まつたノイエ・タンツの様式をさら に発展させ、演劇的手法で表現するオリジナルな舞踊芸術を確立した。

2009年6月30日、ガンにて死去。

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