「バルサを支えるピボーテ」 中盤の深い位置から、広い視野と素早い判断力を生かしたパスワークで見る者をうならせ、常に攻撃の起点となった。「エル・ドリームチーム」と呼ばれたヨハン・クライフ監督率いるバルセロナで、チームのピボーテ(軸)として活躍したのが、ジョゼップ・グアルディオラ( Josep Guardiola i Sara )だ。 ラ・マシア(バルセロナ育成組織)の生え抜きとして、10代のうちにクライフに抜擢され、ロマーリオ、ストイチコフ、ミカエル・ラウドルップ、ロナルド・クーマンらスター軍団をピッチ上で指揮。リーガ・エスパニョーラ優勝や欧州チャンピオンズ・カップ制覇に大きく貢献した。 また地…