ジェイムズ :パーシヴァル・エヴェレット,木原 善彦|河出書房新社 無能な奴隷を演じつつ白人が恐れる能力をひた隠しながらハックと逃亡する黒人ジム(ジェイムズ)、まさに奴隷制度時代の黒歴史である。 ハックルベリーフィンといえばトムソーヤの続編、児童書というイメージだが、重心をハックからジムに移し、黒人が家畜以上にならぬよう抑圧される不当から逃れ妻と娘を取り戻すため爆走するジムと、子供心に黒人ジムを人として眺め束縛なき自由を目指すハックのリバームービーとなっている。 ラストの真実に少々「それは、、、(あまりに唐突すぎる)」と思いはしたが。 この時代の徹底的に植え付けられた奴隷制度のルールはなかなか…