「数学史~数学5000年の歩み」(中村滋,室井和男著、2014年)の第2章「古代オリエントの数学」では、”今から100年程前には一般に数学は古代ギリシャで生まれ、インドとイスラム文化の影響を受けつつも、ヨーロッパ文化の中で成長してきたと信じられていた。当時は古代ギリシャ以前の数学として、古代エジプトの数学が<実用数学>として簡単に紹介されるに過ぎなかったのだ。しかし、1930年頃に古代バビロニア数学の発見と解明により、実用性を超えた古代数学の存在が明らかになった”とある。 因みに、時系列で言えば、古代エジプトで7種類の数字(神聖文字=ヒエログリフ)が使われる様になったのが紀元前3200年頃で、…