カプコンより1993年5月22日に発売されたスーパーファミコン用ベルトスクロールアクションゲーム。
『ファイナルファイト』の第2作目。
前作でマイク・ハガー市長とコーディー、ガイの3人の活躍により、犯罪組織マッドギアのボス・ベルガーは死亡し、メトロシティは平和を取り戻した。しかし、マッドギアの残党は組織を立て直し、ハガー達への報復として、ガイの師匠である源柳斎と、ガイの婚約者で源柳斎の長女のレナを誘拐する。ガイは修行の旅、コーディーはジェシカと旅行で不在のため、源柳斎の次女でレナの妹の源柳斎マキと、謎の日系人でハガーの元にいたカルロス宮本が参戦する。ハガー達3人は、誘拐された2人を救出するため、新生マッドギアを相手に世界各地を転戦していく。全6ステージ構成。
スーパーファミコン版の『ファイナルファイト』では、容量の都合でプレイヤーキャラクターが2人に削られ、1人でしか遊べなかったが、本作はマイク・ハガーのほか、源柳斎マキ、カルロス宮本の3人が使用可能で、さらに2人同時プレイも可能になった。
しかし、前作よりキャラクターが小さくなったことや、攻撃力が低すぎて雑魚敵を倒すのにも時間がかかる点、ドラム缶や武器の出現頻度が低いといったマイナス要素があり、前作ほどの評価は得られなかった。
初代『ファイナルファイト』はアーケードがオリジナルだが、本作はスーパーファミコンオリジナルの作品で、他機種への移植もなされていない。
続編に『ファイナルファイト タフ』『ファイナルファイト リベンジ』がある。