エリック・ロメールの「喜劇と格言劇」シリーズ第4作目 原題も「Les nuits de la pleine lune」(満月の夜) 副題は「Qui a deux femmes perd son âme, qui a deux maisons perd sa raison」 (ふたりの妻を持つ者は心をなくし、二つの家を持つ者は分別をなくす シャンパーニュ地方の諺) 彼氏がいるのに、複数の男性と付き合わずにいられない身勝手な女の話 普通なら「ドロドロ」で「ボロボロ」になりそうなところ ロメールが描くとお洒落で、センチメンタルで、刹那さのほうが込み上げてくる ロメールってホント、魔法使いだな(笑) …