任天堂より1988年に発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用アドベンチャーゲーム。
前編は1988年4月27日に、後編は同年6月14日に発売された。新ディスク価格 各2,600円。
ファミコン探偵倶楽部シリーズの第1弾。恐るべき伝説の残る明神村の財閥「綾城家」の当主の死をきっかけに、次々と起きる殺人事件の謎を解いていくコマンド選択式の推理アドベンチャーゲーム。
主人公が記憶喪失となって目覚める場面から物語が始まる。主人公は橘あゆみという少女と出会い、空木俊介の探偵事務所で助手として働いていることを知る。探偵事務所に残っていたメモから、綾城家からの調査以来を思い出した主人公は、明神村にある綾城家へと向かう。村には古くからある言い伝えられている呪いで死人が甦るという伝説が存在していた。
綾城家で次々と発生する殺人事件の恐怖感、徐々によみがえる記憶、そして複雑な人間関係が織り成す上質なストーリーを、音楽や巧みな演出が盛り上げてくれる。
原作(脚本担当)は坂本賀勇、プロデューサーは横井軍平。
続編として「ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女」がある。
2004年8月10日、「ファミコンミニ ディスクシステムセレクション」としてゲームボーイアドバンス版が発売された(前後編セットで2,000円)。
Wii、ニンテンドー3DS、Wii Uのバーチャルコンソールで配信されている。