任天堂から1985年7月26日に発売されたファミリーコンピュータ用周辺機器。型番はHVC-012。デザインは横井軍平によるもの。
画面から出される光信号をロボットの目で受信し、ロボットを動かすといったもので、対応ソフトとして「ブロックセット」と「ジャイロセット」の2種類が発売された。
しかし、ロボットの動作が遅い、遊び方が複雑で分かりづらいなど、万人に受け入れられるものではなかったため、以後のソフトが発売されることはなかった。
海外ではR.O.B.(Robotic Operating Buddy)の名前で発売され、Nintendo Entertainment System(NES)の配色に合わせて灰色を基調とした配色に変更された。
『スターフォックス64』ではHVC-09という名前の未完成ロボットがボスとして登場。「破壊セヨ 破壊セヨ」「ワタシ ヲ カンセイ サセナサイ」「クリエーター ハ ドコダ」などの台詞が印象的であった。
『星のカービィ3』では対応ソフトに登場するへクター博士からロボットの部品を集める依頼があった。
『メイドインワリオ』ではナインボルトのプチゲーム「ロボット」として登場。また、『おどるメイドインワリオ』ではナインボルトのボスゲーム「スターフォックス」のボスとして登場する。
『F-ZERO GX』では「ポートタウン エアロダイブ」の背景として登場。後述の『大乱闘スマッシュブラザーズX』のステージにも登場している。
『ピクミン2』では「ブロックセット」の各ブロックパーツとロボットの頭部がお宝として登場。
そして、『マリオカートDS』でついにプレイヤーキャラクター「HVC-012」として隠しキャラで登場。HVC-BLS(ブロックセットの型番)、スタンダードRB、HVC-LGSの3種類に搭乗する。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』で隠しキャラクター「ロボット」として登場。
『スマブラX』のアドベンチャーモード『亜空の使者』ではロボットの姿をした「ロボットアタッカー」「ロボットブラスター」「ロボットランチャー」がザコ敵として登場。エインシャント卿の指示のもと、亜空[]爆[]弾を起動する役に就いている。