先だっての沖澤のどかさんの『家庭交響曲』を受けて。演奏会回想記です。 2014年はリヒャルト・シュトラウス生誕150周年。ロンドンではオーケストラとオペラの両方で、記念に相応しい大規模なプログラムが揃っていました。 ロイヤル・オペラ・ハウス(ROH)では、ミラノ・スカラ座で2012年に初演されたクラウス・グート演出の『影のない女』がロンドン版として上演されていました(当初予定のセミヨン・ビシュコフ降板後、マルク・アルブレヒト指揮となった公演も含め、音楽的には高い評価を集めました)。 そんな中で、ロリン・マゼール指揮フィルハーモニア管弦楽団の3月20日(木曜日)公演は、特に大きな話題を呼んでいま…