『才女の運命』インゲ・シュテファン (著), 松永美穂 (翻訳) フィルムアート社 才女の運命 作者:インゲ・シュテファン フィルムアート社 Amazon 偉人の陰にはそれを支えた「女性」がいる。その存在をミューズというみたいなのは見かけたことがある。この本はその素晴らしい存在に見えるミューズの事実を淡々と突きつけてくる。淡々とというのは、そこにエモーショナルに訴えてくる要素を抑えているからだ。率直な感想として、事実を読んでいるだけで己の心のざわつきはざわつきどころか嵐と呼べるくらいの衝撃である。 トルストイ、シューマン、ロダン、アインシュタイン、リルケ、フィッツジェラルド…いずれも歴史上の人…