以前、イギリスの軍法会議制度について取り上げたのですが、その際、こんなことを書きました。 イギリスの軍事司法制度は、第二次大戦後、大きな改革はされてなかったのですが、1990年代後半から、軍事裁判制度の独立性、公平性を確保するべく改革が重ねられました。 これら改革には、軍事裁判所で裁かれた者の、欧州人権裁判所への提訴が影響を与えています。 例えば、以前の記事でも触れた通り1996年軍隊法には、フィンドレイ事件の影響が見られます。 フィンドレイ事件の内容について、今回記事では触れませんが、いつかそのうち取り上げるかもしれません。 どんな事件か一応知りたいけど自分で調べるのはめんどくさい…という方…