ルートヴィヒ・アンドレアス・フォイエルバッハ。1804年‐1872年(ヘーゲルより34年年少、マルクスより14年年長)。ドイツ。 青年ヘーゲル派の中でも急進的な論者として出発するも、後にそれと決別。唯物論の観点から神を人間的本質の反映と説き、ヘーゲル哲学を批判した。 主著に『キリスト教の本質』(1841年)、『将来の哲学の根本命題』(1843年)、『唯心論と唯物論』(1866年)がある。
キリスト教の本質 (上) (岩波文庫)
キリスト教の本質 (下) (岩波文庫)
将来の哲学の根本命題―他二篇 (岩波文庫 青 633-3)
唯心論と唯物論 (岩波文庫)
昨日の補足から始めようと思う。 etsuro1.hatenablog.com スーザン・ソンタグの「写真論」って、ナニかと論じられ、註解され、引用されたりする。だが、この本を語るにしても読解するにしても、フォイエルバッハを避けて通るコトが出来ない。そして無神論とはいうものの、無神論者にもいろいろなスタンスがあるので一括りにしてしまうのも違うねぇ。 ソンタグはユダヤ系、フォイエルバッハはど~だったっけ?まあ、若い頃の著述にキリスト教批判とされる箇所があって失職したんだっけ?いずれにせよ、キリスト教という宗教・宗派については信仰が無かったり、不信感を抱いたりしていた・・・ってな感じかなぁ?だが、イ…
読んだ本 引用元:版元ドットコム つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ なし ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 220ページ弱まで読み進めた。 佐藤氏の問題意識がようやく明らかになってきた。 ・・・ 佐藤氏の母はカルバン派のプロテスタントと書いてある。 そして、モリス・バーマンと同じようなことを書いている。 近代以前、人間は1000年以上ヘルメス的世界観に浸ってきた。 佐藤氏は、神学の知的遺産にフォイエルバッハの無神論は砕…
石垣模様のイシガケチョウ。羽が傷ついていました。 民族学者、伊波普猷(いはふゆう)によると、琉球弧だけではないかもしれませんが、昔はカニバリズム(食人)が行われていたそうです。 死人が出ると親類縁者が集まり、その肉を食べました。後世になりその風習は人肉の代わりに豚肉を食べるようになりました。今日でも近い親類を「真肉親類」(マッシシオエカ)、遠い親類を「脂肪親類」(プトープトーオエカ)と呼ぶそうです。 この呼称の違いは、亡くなった人との近しさの度合いに応じて、切り取る肉の部分が定められたことによるものです。 葬儀に行くことを「肉を噛みにいく」「骨をしゃぶる」などと表現していて、死者が出ると「では…