(Focke-Wulf) ドイツ語では フォッケ=ヴルフ航空機製造株式会社 (Focke-Wulf-Flugzeugbau AG)。
ドイツのブレーメンの航空機製造会社。代表的な機種は第二次世界大戦時にドイツ軍が使用した戦闘機、Fw 190のシリーズである。
1923年 10月23日、ハインリッヒ・フォッケ(製造担当)、ゲオルグ・ウルフ(テストパイロット)、ウェルナー・ノイマンによって、ブレーメンに 「ブレーマー航空機製造株式会社 (Bremer Flugzeugbau AG)」として設立され、翌年1月にハインリッヒ・フォッケの姓とゲオルグ・ウルフの姓を合わせてフォッケ=ウルフ社 (Focke-Wulf-Flugzeugbau AG) に改名された。高翼配置の薄翼をもつ民間用航空機などを製造したが、商業的成功には恵まれなかった。政府からの圧力の下、フォッケウルフはベルリンのアルバトロス社と1931年に合併し、アルバトロス社の有能な技術者でかつテストパイロットのクルト・タンクを技術部門の長にした。タンクは1934年に飛行したFw 44を開発し、これが最初の商業的な成功作となった。戦後数年の間、軍需産業組織の一部としてフォッケウルフ社は航空機の製造を禁止された。1951年ドイツで限定的な航空機の製造が許可された後、フォッケウルフはグライダーの製造をはじめた。1955年から、動力機の製造を再開し、練習機を製造した。1963年にヴェサー航空機製造有限会社 (Weser Flugzeugbau GmbH) と合併、合同航空技術工場 (Vereinigte Flugtechnische Werke) と改名、旅客機製造に転じた。