静脈血栓塞栓症予防には弾性ストッキング・フットポンプ(間歇的空気圧迫法)・薬物投与があります。弾性ストッキングやフットポンプは正しい装着を行わないと効果を発揮しないだけでなく、患者さんに損傷を起こしてしまうこともありますので正しい使用方法や異常時の発生時対応を理解する必要があります。 今回は静脈血栓塞栓症(VTE)予防に使用するフットポンプのリークアラーム(空気漏れ)対応方法についてお話していきます。 説明に使用するフットポンプはカーディナルヘルスのSCD700を用いました。 フットポンプ SCD700 フットポンプ動作時のリークアラーム リーク発生場所はどこが多い? ①本体接続用チューブのス…