「知は力なり。」 この言葉をいつ知ったのか、記憶はあやふやです。 以前の記事『tn10.「人間は考える葦である」(パスカル)を考える』では、 節目の記憶がありましたが、こちらは気づかぬ内に心に堆積したイメージです。 この言葉には、幾つかの意味があると思います。 一つは、「知識があれば、何かの役に立つ」 単なる雑学のようであっても、それを知っているがゆえ分かることがあるというイメージです。何となく知ったことでも、知っているだけで行動が変わることは珍しくありません。 二つ目は「何かの力にならない内は、知ったことにならない」 聞きかじりの知識で知ったかぶりをしているだけなのに、知っていると思い込むこ…