前回のブログで、日本政府は2.4兆円もの巨費を投じて、8億8,200万回分のワクチンを、海外の製薬会社から購入する契約を結んでいることを指摘しました。ところが、2022年12月19日時点での延べワクチン接種回数は、3億6,372万1,403回です。まだ5億1,800万回以上もの、接種できていないワクチンの「在庫」が存在することになります。 政府は、国際的なワクチン獲得競争の中で、接種に支障が生じないよう多くのワクチンを確保したと述べていますが、見積もりを誤って、過剰に契約してしまったのではないでしょうか。そして、この余剰分を何とか消費しようとして、躍起になってワクチン接種を進めている側面がある…