Francis Ford Coppola
監督、脚本家、プロデューサー
フランシス・F・コッポラ Francis F. Coppola
フランシス・コッポラ Francis Coppola
8歳で8ミリ映画を撮り始め、UCLAの映画コース在学中にソフト・ポルノ「グラマー西部を荒らす」を発表。ロジャー・コーマンのプロダクションに入り、62年に「ディメンシャ13」を監督。「パットン大戦車軍団」の脚本で注目され、72年の「ゴッドファーザー」の世界的ヒットによりメジャー監督の仲間入りを果たした。79年の「地獄の黙示録」がカンヌ映画祭グランプリを獲得。しかし、82年の「ワン・フロム・ザ・ハート」が興行的に失敗、経済的に苦しい立場に追い込まれる。92年の「ドラキュラ」を監督してからは、製作者としての活躍が中心。父はNBC管弦楽団の第一フルート奏者だった音楽のカーマイン。妻は「ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録」のエレノア。妹はタリア・シャイア。息子のロマンと娘のソフィア、そして甥のニコラス・ケイジとクリストファーと皆、映画界に進出した。(allcinema ONLINEより)
NHK-BSで3月14日放送。フランシス・フォード・コッポラ監督。1986年。 キャスリーン・ターナーのおばさんくささが終始かなりの違和感を漂わせており、昏睡状態で見た夢だと考えればそれはそれで良い気はするものの、意図的な演出にも見えず、他方で夢ではなかったという描写(マイケル・フィッツシモンズの著書における献辞)もあり。 借金返済のための雇われ仕事とはいえ、「ゴッドファーザー」や「地獄の黙示録」の監督がここまでキレのない鈍臭い作品を撮るのかという驚きはある。長く厳しい103分。 若き日のジム・キャリー、ヘレン・ハント、ソフィア・コッポラは見ることができる。