続きです。 糸かがり綴じ 一晩プレスすると折り目もだいぶ落ち着いていました。ありがとう、床に積み上がっていた大量のボーカルスコア。 さて、やっていくことは和装本の時と似ていて、穴開けて糸で綴じていく工程です。本来はコデックス装とかにするのでこの段階で表紙が着きますが、今回はフランス装で作るのでここでは本文のみです。 背側に一列に穴を開けて和装の時より細い麻糸(蝋引したもの)でせっせと縫っていきます。 折丁同士が離れてしまわないような工夫がいろいろあり面白いものだなぁと糸を通しては次の折丁(台)を重ねる無限ループです。 無限ループと言っても80頁の本文を三回折で面付けしているので5台しかないです…