Free climbing
クライミングの種類のうちの一つ。上へ進むための道具*1は使わない岩登り。ラバーソールのクライミングシューズや滑り止めのチョークなどは使う。それ以外のロープ(ザイル)やハーネスといった道具は、岩から落ちるときに死んだり怪我をしないようにするためのもので、上へ進むための直接的な手段ではない。登る対象には自然の岩と人工の壁がある。特に人工壁でのフリークライミングや、スポーツ的な意味を強調するときにスポーツ・クライミングと呼ばれることもある。ロープを使う場合、基本的に二人一組で一人がロープを確保し、もう一人が岩を登る。ロープを使わずに一人で登ってしまう(ときにはかなり危険な)フリークライミングをフリーソロ(free solo)といい、落下時に自分で着地できるような岩を登るフリークライミングをボルダリング(bouldering)という。フリーソロやボルダリングではクライマーの装備はより軽い。
*1:ハーケン、アブミなど