絵画技法のひとつ「フレスコ」を用いて描かれた壁画のこと。
2012年、スペインのボルハにある、エリアス・ガルシア・マルティネスによるキリストのフレスコ画『この人を見よ(Ecce Homo)』を、高齢の素人女性が修復し、元の絵とは似ても似つかぬ仕上がりとなったことが世界的に話題を集めた。
修復自体について当初は非難の声が上がっていたが、話題になったことで「一目見たい」とボルハに観光客が押し寄せた。
インターネット上では、コラ画像などのネタとして使われるようになっている。
ローマやヴェネチアよりも、私はフィレンツェの町を歩くのが好きだ。ローマには、ローマ帝国の威容を誇る巨大な建造物が多いし、遺跡群も規模が大きい。そのためか生活の匂いがするようなおもしろい街角や広場を見つけることがややむづかしい。哲学者ベンヤミンも、「遊歩者というタイプを作ったのはパリである」(「遊歩者」「パサージュ論 Ⅲ」所収)と書き、ローマよりもパリの室内の感覚にも触れることができるパサージュのほうを好んでいる。ヴェネチアはどうか。確かに素晴らしい。でも、ヴィスコンティ監督の名画「ヴェニスに死す」から受けた印象が強く、その余韻がまだ消えないでいるので、私のヴェネチアには、19世紀末豪華ホテルの…
[ Books Channel Store 出品中速報 | booksch.shop | 2022年02月22日号 | #GIOTTO. Il restauro del Polittico di Badia-The restoration of the Badia Polyptych (ジョット) | ※2012年発行 大型本 修復画 #ルーブル美術館 フレスコ画 #バディア祭壇画 #バディアポリプティック ジョット・ディ・ボンドーネ ジョット ゴシック美術 ウフィツィ美術館 他 | GIOTTO. Il restauro del Polittico di Badia-The restorat…
レオナルド・ダ・ヴィンチの『アンギアーリの戦い』と、ミケランジェロの『カッシーナの戦い』は、フィレンツェの同じ宮殿の同じ部屋に、同時に描かれるはずの壁画であったが、両者とも作品は残っておらず、多くの詳細がいまだ謎のままである。その謎の中で私が特に興味をひかれるのは、ミケランジェロがなぜ下絵を完成させたものの、本番の壁画を描かず、ローマ教皇の求めに応じてローマに去ってしまったかということである。 これにはふたつの説がある。ひとつは、これはふたりの対決だったのであり、ひとつはミケランジェロが下絵の段階で、レオナルドより自分のほうが上、すなわち「自分が勝った」と思ったので、もう壁画自体を描く必要はな…
2度目の北マケドニア。4日目の前半はスコピエから割と近い、スタロ・ナゴリチノの聖ジョルジョ聖堂と山を登った先にあるレスノヴォ修道院を訪問。 目次 スコピエから行く教会その2・その3 聖ジョルジョ聖堂@スタロ・ナゴリチノ 外観を愛でる 内部も見ごたえあり プロホル・プチニスキの洞窟 レスノヴォ修道院 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); スコピエから行く教会その2・その3 スコピエ拠点教会観光シリーズその2とその3です。 スコピエからほど近い、クマノヴォという街の近くにあるスタロ・ナゴリチノにある聖ジョルジョ聖堂。これは中世セルビア…
パリにはエッフェル塔やルーブル美術館などの有名スポット以外にも、穴場なスポットがあります。 王道スポットではないので、混雑していないのもおすすめです。 コンシエルジュリーなどは、改築工事を終え、ハイテク装置を使って便利に見やすくなっています。 パリ旅行は2回目だという方も、王道スポットと併せて活用してください。 みたい場所へ↓ジャンプ。 パリ観光の穴場17のスポット パリ穴場バスチーユ 1.クール・ダモワ(パリ11区)バスチーユ 2.ロケット通り(パリ11区)バスチーユ 3.ラペ通り(パリ11区)バスチーユ パリ穴場サン・ド二 4.サン・ドニの凱旋門(パリ10区)サン・ド二 5.サンマルタンの…
2度目の北マケドニア。入国してすぐにオフリドまで移動して、さらに遠くの教会まで遠征しました。 目次 空港からオフリドへ オフリド湖を見下ろすアパートメント 聖ジョルジョ聖堂@クルビノヴォ クルビノヴォの村の途中で行き止まり 工事中で入れず・・・聖ジョルジョ聖堂 バイカー二人組と話す 1日目の観光終了。夕ご飯など (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 空港からオフリドへ スコピエ空港に着陸したら、事前に予約していたタクシーでオフリドへ向かいます。天気がすごく良かった。 前回の北マケドニア旅行ではスコピエからオフリドまでバスで行ったの…
2023年8月。バルカン半島の教会めぐりシリーズです。以前一度行ったことがある北マケドニアですが、前回は日程の都合で見られなかった教会を見るために再訪することにしました。 目次 北マケドニアで見てきたビザンティン教会ダイジェスト 2度目の北マケドニアで見たいビザンティン教会 スタロ・ナゴリチノの聖ジョルジョ聖堂 レスノヴォ修道院 クルビノヴォの聖ジョルジョ聖堂 ストルミツァのエレウサ修道院 聖ナウム修道院 北マケドニアの修道院マップ (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 北マケドニアで見てきたビザンティン教会ダイジェスト 場所的に…
今朝は午前6時半に起床。 午前7時半から、昨日に続いてホテルにて朝食。 昨晩、Uberを午前8時35分に予約していたのですが、やたらとメッセージを送ってきて、午前8時20分にはホテル前に待機している、との連絡。 こちらも準備を早めて、午前8時25分にホテルを出て、Uberにてコプト博物館へ。 コプトとはカイロに残る原始キリスト教の一派・・・コプト博物館はガイドブックにも載っていて、同級生のHさんからも「なかなか良かった」という感想ももらっていたのですが、昨晩まであまりピンと来ず。 昨晩、ふと何年か前に読んだ本を思い出し、(そうか、コプト教はどこかで聞き覚えがあると思ったら、「失われた宗教を生き…
好天に恵まれた晩秋の日曜日、栃木県までドライブ。 佐野PAで東北道を下り、山を越えて葛生の町に入って来ました。 関東平野の最果て、といった趣き。 東武鉄道佐野線の終着駅があります。 なぜ片田舎の小さな町に鉄道が来ているのか不思議ですが、嘗ては石灰などの貨物輸送で栄えたようです。 葛生駅この町の図書館に行ってみます。 周囲には色々な文化施設が集まっています。 まずは、葛生伝承館。入館は無料。 側壁にはフレスコ画。石灰の町ならではの、名物となっているようです。 葛生伝承館館内では、土鈴を展示していました。 よほど撮って欲しいのか、館内随所に撮影OKの文字が。 裏に回ると、銀杏をバックに、鉱山鉄道も…
ナマステ、インド在住のKome(@chankomeppy)です。 先日、ドゥルガープージャのパンダル(期間限定で設置される仮設寺院)を巡るためにコルカタへ旅行してきたので、思い出をブログに残しておく! ▼目次はこちら (クリックして表示) はじめに:ドゥルガープージャとは ドゥルガープージャの時期 ドゥルガープージャの場所 ドゥルガープージャの経済効果 ドゥルガープージャパンダル巡り 革新的・独創的なパンダル ウエストベンガルの伝統的な芸術と文化を詰め込んだパンダル 逆さまになったドゥルガー神の頭のドームを持つパンダル イルミネーションでキラキラに装飾された幻想的なパンダル ラージャスターンの…
中華屋での昼食に大満足したので、お散歩へ。 ちなみに、ビーフンとレバー炒めと謎の揚げ物で450円くらいでした。 さて、どこに行こう、、、 確か、市場が近くにあった様な、、、 逆光だけどどーーーん! 通称「ウーマンズマーケット」と呼ばれる横に長ーい市場を発見。 柿が旬なのは日本と一緒だねー😊 ドーナツ屋さん。 八百屋さん。 でもね、やっぱり静かなのよ。 いわゆる市場的な呼びかけの声とか全然聞こえない(笑)! お土産はやっぱり「バラ推し」ですね! コーヒーの自販機は至る所にあるね、、、 一杯50円くらい。コインを入れて、、、 出てきた!超美味しい! 市場の外でもおばちゃん達が野菜やハーブなどを売っ…
10.十日目(9月27日(日))、モレ・シュル・ロワン、フォンテーヌブロー宮殿、シャンティイ城、ロワイヨモン修道院、ガイヤール城 十日目旅程:ムラン→モレ・シュル・ロワン→フォンテーヌブロー宮殿→シャンティイ城→ロワイヨモン修道院→ガイヤール城→SDG空港→ 7時からの朝食を済ませ8時5分ホテル出発。 モレ・シュル・ロワン フォンテーヌブローの森の端、ロワン川とセーヌ河の合流点にある美しい中世の町。画家のシスレーが晩年を過ごした町でシスレーの美術館がある。町に入る少し前の道路でフリー・マーケットが開かれており、大勢の人が出ていた。町には入らず河畔で写真を撮っただけ。ロワン川に架かる橋、町の城門…
気付けば今年もあと2ヶ月。そういうわけで大変長らくお待たせしました。ここからは年末年始の長旅までに、一気にウズベキスタンの旅行記を終わらせたいと思います!! www.sekainoasameshi.com↑前回の旅行記 www.sekainoasameshi.com↑GWウズベキスタン旅、1回目の記事はこちら ===ゲストハウスで朝メシを食べ、荷造りだけしてから再びブハラの町に繰り出します。 午後はいよいよこの旅のメインディッシュ・サマルカンドに移動するので、これが最後のブハラ観光です。 しかしまぁ、GWから半年経ったのにブログ上ではまだサマルカンドに到着していないとは。 何度も言い訳している…
【カニローマ帝国見聞録その25】ローマ国立博物館を見学しに行く。生遺跡はもちろんの事ですが、やはり現地の博物館でしか見れない古代遺物の数々はやはり大コーフン!二千年前のモザイク画やフレスコ画を見ると、やはり当時の人々の息吹が感じられますなぁ。写真では何度も見た初代皇帝アウグストゥスのトガ姿の銅像にいきなり遭遇して、思わず謁見モード!さらに別宮の建物はディオクレティアヌス浴場の遺跡をそのまま利用していたそう!まー現在は博物館としては使用されてないみたいですが。しかし隙あらば古代遺跡を有効活用するローマ凄いなw
こんにちは、しろいるかです2023年9月、数年ぶりの海外旅行、イタリアへ行ってきました。 この旅のこれまでの記事 旅の全行程 サンジミニャーノ(San Gimignano)へのアクセス サンジミニャーノ歴史地区の探索 世界一のジェラート屋(Gelateria Dondoli) 中世の塔ホテル(Torre Salvucci Maggiore Medieval Tower Experience) ディナーのミシュラン一つ星レストラン(Cum Quibus) 中世の塔ホテルの屋上から眺める夜景 中世の塔ホテルの屋上から眺める朝焼け 中世の塔ホテルの宿泊の感想 サンジミニャーノの名所巡り 旅の全行程 …
Paul Craig Roberts November 1, 2023 イタリアの雑誌『ドン・キホーテのように(Come Don Chisciotte)』の編集者ヤコポ・ブローギが、著者ポール・クレイグ・ロバーツと、2023年に森への旅社(Passaggio al Bosco)から出版される『西洋の黄昏(Il Capolinea Dell'occidente)』の編集者コンスタンティン・セオルドにインタビューしている。https://comedonchisciotte.org/paul-craig-roberts-e-il-capolinea-delloccidente-washington-…
アボカドの種 posted with ヨメレバ 俵 万智 角川文化振興財団 2023年10月30日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 出た本、俵万智「アボカドの種」、本日発売です。第七歌集!タイトルは短歌の一部ですが、元の歌はNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」の中にも出て来たので覚えている方も多いと思います。アマゾンの紹介文の冒頭にも出てきます。これ!
100年前の昭和初期の洋館をレストランにしたASO。 \著書『フードライターになろう!』全国書店で絶賛発売中です!/ Amazonのリンクは▶︎▶︎こちら 食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。 都内有数のおしゃれな街・代官山で、特にシンボル的な存在感の「リストランテASO」。 創業26年目でリニューアルされ、イベントを行ったのでその様子をご紹介します。 クラシックな雰囲気、店構えはそのまま 旧山手通りから見えるASOの看板は代官山のシンボル的存在。 代官山駅から徒歩5分。旧山手通りを車で走ると必ず目に留まるASOの看板。 1階のガーデンチャペル。 80席ある1階のサロン(大広間…