今回はアラミレのバード。デイヴィッド・スキナーが率いる合唱団アラミレと古楽アンサンブル・フレットワークの演奏で、作曲家ウィリアム・バードの1589年に出版した作品集の3声から6声の作品(一部は独唱に変更されているが)を全曲録音。 3声作品は無伴奏の「7つの回心詩篇」とリュートの伴奏がついた Susanna fair から The greedy hawk まで12曲収録。かなり素朴な響きが楽しめる。バードのポリフォニーはハーモニーを感じる作品が多いという印象を勝手に持っていたのだが、3声だとそこまでかなという感じ。声部が少ないので入り組んだポリフォニーでも複雑さは感じないし、かなり聴きやすい作品…