2021年が明けた。 朝方は雪模様で、初日の出を拝むことはできなかった。 しかし、そもそもここは、南がやや開けているのを除いて三方が山に囲まれているため、たとえ晴れていても「日の出」という感じはあまりない。 朝の気温は氷点下10℃。 昨日大晦日の早朝、マイナス15℃近くまで落ちたのに比べれば、やや寒さは緩んだものの、いずれにせよ厳しい寒さだ。 とは言え、「数年に一度の寒波」というほどではない。 この冷え込みにより、バルコニーへ出るガラス戸に生じた霜が、なかなか綺麗な模様を見せてくれた。 「霜の花(フロスト・フラワー)」なる言葉は、本来、氷結した水面に生じる現象を指すものらしいが、ガラスに浮かん…