高取保育園の「炒り玄米」 娘が通っていた高取保育園では、子どもたちのおやつの一品に「炒り玄米」があった。 「炒り玄米」とは、空炒りした玄米に天然塩をまぶしたもの。 ポリポリとした歯ごたえがあり、香ばしくて、ほどよい塩味。 食べ始めると止まらなくなる。 僕も妻が作った「炒り玄米」をいつも会社に持参し、小腹がすいたときにつまんでいた。 2007年、福岡市の大型商業施設で、僕がプロジェクトに参加していた「食卓の向こう側」のアンテナショップを立ち上げることになった。 担当者と顔見知りだった妻は「炒り玄米」を新商品として提案。 採用されると、妻は自ら店頭に立ち、自家製の炒り玄米を売り始めた。 子育て中の…