前を横を、通り過ぎる人の波に孤独を見ては そこにここに、置き去りにされる疎外感を感じては 他者や世界を罵りながら、己の惨めさを憐憫する 怒りと悲しみを恨みに変えて、怨嗟の礫を投げつけては それでも抱きしめ続けてくれる温かな腕を求める
心の中でもいい。どこまでも広がる草原に寝っ転がり、見上げてみよう。 そこに何が見えるだろうか? こう問われると、あなたたちは何を思うのだろうか。 青い空。白い雲。飛ぶ鳥に、希望の未来。 あなたたちはそこに「何か」を見る。 それは、あなたたちがそこに何かを「見なければならない」と思うからだろう。