Bram Stoker(1847-1912) 本名エイブラハム・ストーカー。アイルランド生まれ。 レ・ファニュの「吸血鬼カーミラ」に影響を受け、「吸血鬼ドラキュラ」を発表。空前のヒットを得る。
現代にも影響を与え続ける人気ホラー作家であり、アメリカにはホラー作家協会(HWA)主催のブラム・ストーカー賞というものもある。
この「ホームズ・パスティーシュ」シリーズは、あまり深く考えずに書き始めたのですが、当初想像していたよりもずっと奥が深い('◇')ゞ、、、 ココ掘れワンワン('◇')ゞ、、掘れば掘る程、ザックザックと次から次へと出て来ます('◇')ゞ('◇')ゞ('◇')ゞ 、、、出来れば良質なものだけを掘り当てたいのですが、、。 で、今回のはこの関係で初めてネット購入した古本ですが、当たりでした。 ニコラス・メイヤーという作家のホームズ・パスティーシュ2作目で、この小説の前に「シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険」と言うのが第1作としてあるようです。ですが、残念ながらこちらはネット上でも本屋でも見つけることが…
一条真也です。東京に来ています。11日の朝、TOHOシネマズ日比谷で映画「ドラキュラ/デメテル号最期の航海」を観ました。ユニバーサルのダーク・ユニバースの流れを汲むと思われるモンスター映画の最新作で、なかなか面白かったです。ドラキュラの造形にはちょっと驚きました。 ヤフー検索の「解説」には、こう書かれています。「ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』のエピソードを実写化したホラー。ルーマニアからロンドンへ向かう船の乗組員たちが、船内に出現した吸血鬼によって恐怖にさらされる。監督は『MORTAL モータル』などのアンドレ・ウーヴレダル。『サバイブ 極限死闘』などのコーリー・ホーキンズ、『ウ…
シリーズ目次(クリックで展開) ⓪吸血鬼小説『死者よ目覚めるなかれ』の作者はティークではなくて別人だった!本当の作者とは!?(ヘイニングの不正を知る前の記事) ①女性作家による最初の吸血鬼小説「骸骨伯爵、あるいは女吸血鬼」が捏造作品だったことについて ②古典小説「フランケンシュタインの古塔」はピーター・ヘイニングの捏造?他にもある数々の疑惑 ③ホレス・ウォルポールの幻の作品「マダレーナ」が、別人の作品だった ④女性で最初に吸血鬼小説を書いたエリザベス・グレイという作家は存在していなかった ⑤ドラキュラに影響を与えた作者不詳の吸血鬼小説「謎の男」の作者が判明していた ⑥この記事 ⑦吸血鬼小説「死…
ドラキュラは吸血鬼という意味でない! 吸血鬼は英語で"ヴァンパイア"ドラキュラという意味が、吸血鬼と思っている方は少なくないはずです。正確に言えば、吸血鬼は英語で"ヴァンパイア"といいます。 ドラキュラのイメージとして、十字架やにんにくが苦手で、夜活動して日中は棺桶で眠るといったものがあります。そんなドラキュラのイメージを植え付けたのは、作家ブラム・ストーカーが出版した「ドラキュラ」という小説。私はマンガ「怪物くん」でドラキュラの存在を知りました。 そんなドラキュラですが、吸血鬼の意味ではなく、小説ドラキュラの主人公の吸血鬼ドラキュラ伯爵の名前だったのです。 kenbunroku-net.co…
昨日の記事で紹介したLeavesの第1号にはエディス=ミニターの"Dead Houses"が掲載されている。ミニター夫人はアマチュアジャーナリズムが縁でラヴクラフトと親交を結んだ人だが、その作品はひとつも邦訳されていない。せっかくなので読んでみた。 "Dead Houses"は1920年頃に執筆された短編。ニューイングランドの田舎に建っている家と、そこに住む人々の暮らしが一人の女性の視点で綴られている。主人公の女性は作者がモデルになっているらしく、彼女の母が散骨を希望していたので遺体を荼毘に付したという冒頭の記述も、ミニター自身の母親であるジェニー=E=T=ダウを指しているのだろう。この散骨は…
1934年9月25日付のロバート=バーロウ宛書簡はアーカムハウスのラヴクラフト書簡集にはページの都合で一部しか収録されていないが、タンパ大学出版会から刊行されたO Fortunate Floridian には全文が収録されている。そちらでしか読めない箇所では、ゴーストライターを使うことの是非が論じられている。他人の力に頼って虚名を博したところで、そんなものはすぐ泡のように消えてしまうのだ──と述べた後で、ラヴクラフトは次のように付け加えている。 その手の文学バブルの中で、未だ弾けていない最大のものはブラム=ストーカーです。 ストーカーの『ドラキュラ』はゴーストライターが書いたものだとラヴクラフ…
一条真也です。『恐怖 ダリオ・アルジェント自伝』ダリオ・アルジェント著、野村雅夫+柴田幹太訳(フィルムアート社)を読みました。著者は1940年、イタリア・ローマ生まれ。世界中のクリエイターに影響を与える“ホラーの帝王”。映画プロデューサーの父親と写真家の母親を両親に持ち、新聞『パエーゼ・セーラ』で映画批評を担当したことから映画との関わりが始まりました。セルジョ・レオーネ監督作『ウエスタン』(1968年)でベルナルド・ベルトルッチとともに原案に携わり、以降数々の脚本を手がけました。『歓びの毒牙』(1970年)で映画監督デビューを飾り、『わたしは目撃者』(1971年)、『4匹の蠅』(1971年)の…
R・ブローニング『ハーメルンの斑な笛吹き』では、子供たちがトランシルヴァニアへ行ったかのような結末になっている。いくら何でも、これは無理が有り過ぎる。と、読者諸賢には感じられたであろう。 ところが、事実は小説より奇なり。実際にトランシルヴァニアへ移住したザクセン人集団があり、嘗てはトランシルヴァニア・ザクセン人として、特権階級を構成していたことがある。ザクセン人と呼ばれながら、多くはフランケン方言を話していたとも。そしてハーメルンは、ニーダーザクセン(低地ザクセン)州に属する、れっきとしたザクセン(英語読みサクソン)の一部である。 『ドラキュラ』作者ブラム・ストーカーが参考文献に挙げた『トラン…
Spirited Away: Dream Work, the Outsider, and the Representation of Transylvania in the Pied Piper and Dracula Myth in Britain and Germany サム・M・ジョージ Sam M George萩原 學(訳) 訳注: 以下は ACADEMIA(要登録) にある Sam M George 先生の論文を、ご本人の許可を得て翻訳公開するものである。豊富な文献を参照しているため、ポインタ集としても便利な筈だが、訳者も全ては存在を確認できておらず、邦訳されたものはごく少数に過ぎな…
誰? セーチェーニ・ヴィリアム(Széchenyi William)、もしくは、うぃれむ(Willem)というハンドルネームでインターネットにクラゲのように漂っている者です。セーチェーニ・ヴィリアムのセーチェーニはセーチェーニ・イシュトヴァーンに因んだもの、ヴィリアムおよびうぃれむはオランダ国歌であるヴィルヘルムス・ファン・ナッソウエ(Wilhelmus van Nassouwe)に因んでいます。 何しているの? 趣味としては写真、野球観戦、語学、旅行、読書、音楽鑑賞などがあります。 野球観戦では福岡ソフトバンクホークスと横浜DeNAベイスターズを応援しています。 音楽の趣味としてはジャズやエ…
隔週 漫画アクション 週刊少年マガジン 週刊少年サンデー 隔週 グランドジャンプ 隔週 ビッグコミックオリジナル アクション 月刊アクション休刊に伴い多数の移籍作品が来てる(次号以降もさらに)のだが、途中から読まされてもなあ感が強い。 移籍新連載。付喪神スタンドバトルってことでいいのかな。>つぐもも@浜田よしかづ。 不安定な足場、いつ来るかわからない再噴火。生還できるのかね。>ライジングサンR レスキュー編@藤原さとし。 子供のいたずら、では済まない事もあるのだが。みんな貧乏が悪いんや。>風呂屋のフーコ80's@鳴果なる。 体育祭。そしてどんぐり交換会。虫はしゃあないわ。>放課後帰宅びより@松…
『天国の真実』 マシューが教えてくれる天国の生活 スザン・ワード ナチュラル・スピリット 2006/10/10 <ニルヴァーナ(涅槃・天国)評議会> <ニルヴァーナ評議会は、天国の統治体> ・(マシュー)最も尊敬される賢明な魂だけが評議員として検討される。彼らの経歴はさまざまだが、専門や学術的知識よりも知恵がその地位に就くのに最も大切な基準となる。たいていの場合、評議員たちは地球に何度も転生しているが、必ずしも地球での経験に留まるわけではない。 ・評議員は男女、そして両性具有の魂の代表だ。 ・グレート・マスターは、住人でもなければ、体も持たない。彼らの強力なエネルギーは、この太陽系一体から、リ…
2月に届いたQSLカードを紹介 ドイツ から12枚のQSLカードが届いたのですが、その内の1枚がこれです。 このいかにも歴史のありそうな建造物を調べてみると、リューベック という街の「 ホルステン門 」ではないかと分かりました。 リューベック は、北ドイツにあって バルト海 に面する港湾都市。 ハンザ同盟 の中心地だったとかで、世界遺産になってるそうです。 そして、この「 ホルステン門 」は、15世紀中頃に造られたレンガ造りの門で、昔のドイツマルク紙幣の図柄に採用されていたのだとか。 ドイツでも有名な門のようですね。 次は、ルーマニア から届いた1枚。 QSLカードに「 Corvin Cast…
各シーズン解説 第一期(アニメ) 第二期(13話~25話) 太宰治と黒の時代(13話~16話) 第二期(17話~25話) 第三期(アニメ)太宰、中也、15歳(26話~28話) 第三期(アニメ)(29話~37話) 第四期(38話~50話) 第五期(51話~61話) 各シーズン解説 第一期(アニメ) 孤児院を追放され、ヨコハマを放浪する少年・中島敦は鶴見川で入水していた太宰治を助ける。それをきっかけに敦は太宰が所属する異能集団・武装探偵社が追う「人食い虎」の捜索を手伝うことになり、太宰と共に虎の出現を倉庫で待つことになる。そのとき、太宰は敦こそが虎の正体だと告げる。実は敦は無意識のうちに異能力、「…
やっと「ドラキュラ」を読み切った。いや、買うまで知らなかったのだけど、これ800ページを越えるボリュームがあるのだ。そして内容が内容なので、ムードを作るために夜が深けてからしかページを開かなかったので、読了するまでこんなにかかったというわけ。それはともかく、性のメタファーとしての吸血行為が御本尊ではどのように書かれているのか?という興味で読んだわけだが、結論としては、これだけ?という程度しかなかった。お話としてはおおよそ3部構成で、最初はドラキュラ伯爵が住むトランシルバニアが舞台。ここに、伯爵のイギリスの不動産購入の手伝いに出向いたハーカー氏の恐怖体験が語られるのが第一部。第二部は移り住んだイ…
週刊少年マガジン 週刊少年サンデー 隔週 グランドジャンプ マガジン 決着、そして介錯。最後まで大きな男だったな。>青のミブロ@安田剛士。 百姉さん、そんなラフな格好で出歩いていいのかな。遠距離近距離の判定は何によるものなんだろうな。>シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~@硬梨菜×不二涼介。 同世代の強者たちが顔見世。今後ライバルとなっていくメンツでしょうな。>盤上のオリオン@新川直司。 口コミやレビューに踊らされまくった挙句、迷走して墜落、ってのもよくある話だけどね……。妹ちゃん、入学準備が大変なんじゃないの。そもそも中学生は無理だろ。>カッコウの許嫁@吉河美希…
週刊少年マガジン 週刊少年サンデー 隔週 グランドジャンプ マガジン 握りを変える、ずらすことで間合いを変化させる技は色んな流派にあるのよな。決着、近し。>青のミブロ@安田剛士。 一時的な安売り、っても充分黒字っぽいがなあ。変にぶれると良くないってのは分かるが。インフルエンサーの力はどの位効くのか。>カッコウの許嫁@吉河美希。 以心伝心、脱出成功。そして、場面はまた移り、今度はこっちか。>黙示録の四騎士@鈴木央。 違う種類の食い物で対決してどっちが上、は割と不毛なんだよねえ。>女神のカフェテラス@瀬尾公治。 高速で攻守の入れ替わる攻防。どこも激しいバトルだ。味方にも負けられないってのがまた条件…
★ショーン・コネリー氏は2006年に引退宣言し、2020年に死去されている。今作は声のみの出演以外で出演した最後の作品だという。「インディ・ジョーンズ」や「ハムナプトラ」と並ぶ超大作とあり、鑑賞も何度目かのリピートで字幕版でも苦にならなかった。監督とのトラブルがあったとされ、詳細が気になるところだが、当事者が沈黙という形であった為に追尾はしないまま今に至る。アクションや、スケールの大きいアドベンチャー❕が見どころ。 視聴した作品は… ★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟 リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い (字幕版) ★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟 2003年・110分 あらすじピックアップ…
こんばっぱー。さーもんです。 コンシューマの日記!もう10日ほど経ってしまったのですが無事ポケモンブラック2クリアしました!楽しかったー!!良くも悪くも旧プラズマ団による事件がイッシュの人たちにさまざまな影響を与えた2年後の世界を旅する楽しさ、なんというか続編のいいところがふんだんに出ていて、悪いところは出てきてない理想的な続編だった気がします。トウヤ/トウコとNはちゃんと会って欲しいですねえ……。ぐりぐり動くドット絵やDSのマシンパワーを最大限引き出したマップ作りなんかは前作に引き続き素晴らしかったですね。3Dモデルももちろん好き(特にsvの毛並みとかめちゃ好き)ですが、ドット絵の良さはやっ…
一条真也です。4日の夕方、東京から北九州に戻りました。その夜、U-NEXTでアイルランド・ルクセンブルク・アメリカ合作の伝記恋愛映画「メアリーの総て」を観ました。2017年の作品なのですが、なぜ今頃観たかというと、ブログ「哀れなるものたち」で紹介したアカデミー賞11部門ノミネート作の内容と密接に関わっているためです。名作『フランケンシュタイン』を書いた作家メアリー・シェリーの生涯を詳しく追っており、とても興味深かったです。 映画ナタリーの「解説」には、「『フランケンシュタイン』などの傑作小説を発表したイギリスを代表する女流作家、メアリー・シェリーを描く伝記ドラマ。『少女は自転車にのって』で鮮烈…