ルイス・ブニュエル監督の大問題作品、どこに行ってもレンタルしてない作品、ということで私にしては珍しく購入しました。タイトルが怖いし、同様に買って見た「ビリディアナ」はシリアスな作品だったのでビクビクしてましたが、これは…ギャグだな。「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」まで行くともうコメディだとわかるけど、この作品にもその源流があります。 だいいち、誘われて気軽に訪れた邸宅から帰れないってどういうことだ。「ホテル・カリフォルニア」の歌詞か。飲み屋の閉店までいて追い出される酔っぱらいオヤジか。 (だいたいこの「パーティ」というのは一体なんなんだろう、どこが楽しいのか何のためにやるのか、よくわからん) …