「ブルックリン最終出口」 世間には「胸糞映画」と呼ばれるものがある。わかりやすい言葉だけど、あまりに切り捨てるようで、私は嫌な映画だなと思っても「胸糞」を使うのを控えている。が、この映画は紛うことなき「胸糞映画」なのだった! 1950年代の荒れ果てたニューヨーク、ブルックリン85番街。貧民街を舞台にした群像劇で、これでもかと最低人間が大挙して登場。最低の行いを次々に見せつけられるという、耐えがたい映画。 随分前には社会派映画的にカテゴライズされていたと思う。確かに社会の最下層として生活する人々の出口無しを描いていて、労働組合やストでどうするんだ?だとかの鬱屈を描いているのだけど、希望を散らすの…