2014年3月、私はある室内楽の演奏会を開いていました。 編成はクラリネット、コントラバス、ピアノ。 この編成でのオリジナル作品はボッテジーニのクラリネットとコントラバスのためのグラン・デュオですが、 この作品を演奏会冒頭に弾いて、いろんな組み合わせのデュオを弾いて、 プログラム後半にブルッフの「8つの小品」を弾きました。 この「8つの小品」の本来の編成はクラリネット、ヴィオラ、ピアノ。 ただ、ヴィオラはチェロでも演奏できるように書かれてあったので、 そこをヒントにコントラバスに置き換えたということ。 今から思えば、無謀にも程があることをしてしまったものでして、 後から録音を聞くと、まあいっぱ…