アイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンのノラ・トゥーミー監督による2017年のアニメーション映画『ブレッドウィナー』字幕版を観ました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。この映画は2001年のタリバン政権下のアフガニスタン、カブールが舞台。11歳の少女パヴァーナが、父がタリバンに捕まり(完全に無実)、残された家族のために男の子になって稼ぎ手(ブレッドウィナー)になるお話。つらい……。これはつらい映画でした。まだまだ小さい少女が、家族が生きていくため、捕まった父親を助けるため、自分がやらなければ、という強さが健気でとても悲しく辛いです。初めて男の子に…