格闘ゲーム『ストリートファイターIII』シリーズで採用された防御システム。
相手の攻撃が当たる前に、レバーを相手方向(下段攻撃やジャンプ中は下)へ入力することで攻撃をさばき、通常ガードよりも早く次の行動に移れるようになる。
また、必殺技を受け止めても体力ゲージが削られないのも特徴の1つ。
この行動を成功させると1000点、連続して成功させるとさらに100点ずつが加算されるため、それまでの格闘ゲームではあまり考えられなかった、スコア稼ぎのためのブロッキングも見られるようになった。
ストIII上達のためには習得必須と言われているが、タイミングはかなりシビアで、連続ヒットする技をさばこうとしたらダッシュになってしまうこともあり、そのせいで、初心者はもちろん、『ストリートファイターII』からやり続けていても、敷居が上がったと感じたプレイヤーも少なくない。
ただ、個人的には、『ストリートファイターIV』で入力タイミングが緩和されれば、相手の攻撃を1発しか受け止められないセービングアタックよりも重宝されただろうと思っている。