プチブルジョアジーの略。小ブルジョア。 小市民。成り上がり。 元来、企業家などのブルジョアではないけれど、商店経営者やその息子・娘など、決してプロレタリア・労働者階級ではない階級出身者を指した。左翼用語としては階級闘争と共産革命に奉仕する以外の思想を批判するために使う。たとえば一党独裁に反する民主主義や個人主義はプチブル的である。
兵庫県庁は恐ろし恐怖政治がますます進行しているのではないでしょうか。 昨日兵庫県庁は、斉藤知事にパワハラもおねだりもなかったと、発表しました。 報道の見出しだけみると、専門家が調査したとついているので、あくまでちゃんとした調査かと印象ずけます。 しかし、よく見ると、県の財務部が公益通報のまとめ役になっているようで、その周辺の職員と、おそらく第三者委員会に関係していない、県庁お抱えの弁護士か、斉藤代理人の弁護士あたりではないかと推測されます。 要するに、斉藤知事を擁護する職員の「有志の会」が、県庁ジャックして、勝手な発表をしたという理解になります。 何故なら、6/13に百条委員会で調査をし、7/…
本稿では、吉本隆明の『転向論』そのほかの著作を少し変則的に読んでみます。まず、吉本隆明の『転向論』から得られる教訓のひとつは、「一度インテリ上昇をはじめてしまったプチブル・非インテリ階層出身者は、堂々と上昇すべし」ということです。「プチブル・非インテリ階層」というのは、まあ要は「家庭に、子どもを四年制大学に行かせられるくらいの財力はあるけど、別に周囲に日常的に学術書を読み漁っていたりするような人はいない」くらいの意味です。特にもともと親や親せきなど身近な大人が人文系のインテリだったりしない場合、いちどどこかで本に「目覚める」みたいな経験をするはずです。これは以前作家の平野啓一郎さんがどこかで自…
未来惑星ブラジル 陰鬱な未来社会で不似合いな南国風のテーマソングが流れるペーソスでまずグッと心をつかまれる。いけ好かないプチブルの主人公が夢の女にそっくりな反体制主義者に恋をする。もうここで先が気になって仕方ない。ギミックも豊かに登場して飽きさせず陰惨な描写でも嫌気がささない等々評判にたがわぬ名作だった。特に職場の、恵まれてる境遇のはずが息がつまりそうという批評性ある描きぶりにリアルを感じた。ゲゲゲの謎 畳をこする足音などに神経を払い、邦画ミステリーの丁寧なパスティーシュとなっている点に好感。終盤の妖怪大バトルぶりとの大胆な接続も違和はないし、少女の募る怨みを簡単にいなさずに我が身まで燃え尽き…
文字霊日記・3568日目 縄文土器・・・ 遮光土偶・&・半人半蛙深鉢土器 ↓↑ 光を遮るって・・・ 半ヒトって・・・・ 半カエルって・・・ ・・・胎児が 女性の 子宮 陰唇(ラビア=labia) から出てくる時の 塑像(ソゾウ) 可塑性のある軟材を用いて 造形された立体象 泥像・泥塑・捻・塐(素) などとも 二次元的な芸術表現(絵画) に対して 三次元的な芸術表現の総称 木や石などを 彫り刻む彫像(カービング) と 心棒に粘土など可塑性素材を 肉付けしていく塑像(モデリング) を云う 縄文土器の側面に 箆と素手で施した粗象付き深鉢 ↓↑ 漢字形象がイメージさせる 形而下的で 具体的な状況・・・…
文字霊日記・3566日目 前回からの「つづき」 ↓↑ Russian invasion of Ukraine 「バベル言語」の御立派さ・「腐汚沈」 これを読んで、聞いて 「感銘」するのが コトバを「理解」する インテリのアンタ(?)ならば ゴロツキ老人が ナゼ 「ソ連邦」が 「崩壊」したのかの 原点、基準、基本、端緒、緒元 を吹っ飛ばしているんだろう・・・ 「ソ連邦」は 「社会主義国家」でも 「労働者国家」でも 「小作百姓、農民国家」でも 「商業国家」でもなかった 「プチブル配給国家」でもなく 「ゴロツキの闇警察国家」だった 過っての 「東欧の動乱」、「ベルリンの壁崩壊」は ナゼ、起きたのか・…
ザマァ見ろって感じでしたよね。日本のマスゴミ報道は見てないけど、またどうせトランプ=分断って文脈で、アメリカの内部対立が高まるみたいな論評してるんだろうと。 カマハリってさぁ、米国の小泉進次郎(コイシン)だよな。1回目のテレビ討論はどうも特訓の成果があってカマハリ勝利みたいな感じで終わったけど。どうも、アメリカでカマハリ副大統領の言動を見てきた人からすると、コイシン系である感じがする。中身ないけど、金の力か、ポリティカルコレクトネスでキャリア積んで、周りのシナリオどうり演じてるだけの人というか。検事とかいうと、何か頭良さそうな感じしちゃうけど、インタビューで大した応対できないってのは、PCでキ…
近代を舞台にした歴史戦略シミュレーションゲーム、ヴィクトリア3 (Victoria3) のプレイ日記です。長くなってきたので分割しました
▪️未だにTwitterとかツイートって言っているのは、別に思想や信念があるからではない。イーロン・マスクがTwitterにどのような変化をもたらしたのかも知らない。昔からある地元のイオンを俺は未だにジャスコと呼んでいる。 ▪️友達と食事していたら、見覚えのない装飾品を身に付けていたので尋ねたら、『絶対訊かれると思った。目敏いなあ』「なんか意味あんのそれ」『一応、調べたら出てくる』「調べてええやつ?」『別にええよ』つって調べたら、セクシュアリティに関する表明だった。「へぇ、なるほどね。こういうのって、誰が決めてんのかな。花言葉とかもやけど」『分からん。まあ、でもそういうのがあるなら付けとこかな…
★★★★ 2017年8月17日(木) シネヌーヴォ 「しとやかな獣」<「愛の渇き」<「家族ゲーム」<「テオレマ」 まあ、脈絡のない比較だが、そんなところか。 とにかく、蔵原繕惟の特集上映を見に行って拾いもんだと思った。 のっけから変態臭がむんむんしております。 高評価を得たらしい三島原作。 今年、奇しくも「美しい星」が映画化されたが、あれの何倍もイケてる。 財閥とまではいかないまでも関西の大地主一家はプチ・ヴィスコンティもどきに爛れまくってる。 阪急宝塚沿線の服部駅(当時は服部霊園駅だったんですなあ)が出てきます。 主人公の浅丘ルリ子がとにかく怪演だ。 奥様然として若い園丁をたぶらかすんだが、…
文字霊日記・3546日目 月初めのPCの回復は「W田」の更新電波配信にあるらしい 本日、10月1日(火曜日)・・・ 「迅速ガンダム接続機能」が回復・・・した これって 「水曜日・更新日」に繰り返し可笑しくなるのか・・・??? ↓↑ 政界=セイカイ=正解・青海・所為甲斐・・・姓改(解) ↓↑ 紫色と茶色の 中間色=捏造色(ぐんじういろ)・・・色々・多彩 2020-01-31・・・再考重複 ↓↑ 什(じゅう)=会(會)津藩 藩士の子弟を教育する組織 ↓↑ 白黒・・・「くラ・くリ・くル・くレ・くロ」・・・ 「レ・ミゼラブル(Les Miserables)」 ・・・悲劇?喜劇? 例・観是等bull(b…
職業別パリ風俗鹿島茂著2003年6月20日第4刷発行白水社 画から読み解く19世紀〈風俗ファイル〉弁護をしない「代訴人」、情報通の「門番女」、自営の「高級娼婦」? 名作に登場する様々な職業から19世紀フランス社会の実態に迫る![カラー口絵8頁]バルザックの《人間喜劇》に代表されるように、19世紀フランスほど、人間の欲望や本質が剥き出しになった面白い社会はないだろう。現代の日本における「女子高生」(JK)のように、当時のパリにおいては「お針子」たちが男性たちのファンタスムを掻き立てる欲望のアイコンであった。また、医者や弁護士といった実用的な職業を目指さず文学部や理学部に進学し、その後ドロップアウ…
正直、プルードンはよくわからない。『所有とは何か』はむかし日本語で読み、その後にフランス語でも読んだけれど、プルードンの論理の運びにうまくついていけないのだ。テクストの肌理にもなじめないところがある。唐突に感じられるところ、飛躍に感じられるところがそこかしこにある。プルードンのなかでは話がつながっているのだとは思うし、たしかに話はつながってはいる。しかし、生理的にどうにも腑に落ちない。 その意味で、プルードンはどこかルソーに似ている。言っていることはわからなくはない。しかしどこかハマらない。賛成できないというのではない(というよりも、言っていることにすべて賛成できるとしたら、それは読者のほうに…
冒頭から都会の中を走り回り、ホストと威嚇し合い、奔放に飲み、排泄する河井優実が映し出されていく。謎めいた人格と異常にリアリティのあるセリフ(「紙ストローか」のくだりからしてヤバかった)、観る者の注意を引きつけてやまない表情と声色、同世代の女性監督だからこそ撮れたであろう美しい四肢。 これだけの要素があれば、映画としては十分すぎるほど魅力的な序盤であるのだけど、何か違和感のようなものがある。俺はまだこの映画の中に入り込めていないのではないか、何か大きなものを見落としているのではないか、と。そんな風にソワソワしてきたところでスマホ越しに現れる、「ナミビアの砂漠」のライブカメラの映像。 ああやっと分…
真知子(新潮文庫) 作者:野上 弥生子 新潮社 Amazon 『翔ぶ女たち』小川公代著で取り上げられていた野上弥生子の作品から、まずは『真知子』を読む。 ジェイン・オースティンの『高慢と偏見』を翻案したそうだ。かの作品は「女性にとって結婚は幸福のゴールなのか」「経済力のない女性にとって財のある男性との結婚がすべてなのか」など、今日にも通じるテーマを扱っている。つーことで、泥縄式に『高慢と偏見』を併読中、なう。 曾根真知子は東京大学の社会学部の聴講生。(東京大学に初めて女子学生が入学したのは1946(昭和21)年)官僚だった父親は亡くなっていて、末娘である彼女の結婚が母親の最大の関心事だった。プ…